パチンコ関連 上方修正ラッシュ
「環境サミットに伴うパチンコ店の台入れ替え自粛」「貸し玉料1円&2円パチンコ店の増加」など不透明要素が充満していたパチンコ業界だが、前週末にゲンダイエージ(2411・JQ)、藤商事(6257・JQ)、タイヨーエレック(6429・JQ)、日本ゲームカード(6261・JQ)――と同関連銘柄が業績上方修正を一斉発表。パチンコ向けLSIを得意とし、27日に中間決算発表を予定するアクセル(6730・JQ)も動意と、同関連株がにわかに活気を帯びてきた。(Q)
ゲンダイエージ 最悪期脱する
パチンコホール向け広告最大手のゲンダイエージェンシー(2411・JQ)がストップ高。前週末、中間決算と同時に今3月期の上方修正を発表したことが手掛かり。通期経常利益は従来予想を3億8000万円上回る23億2000万円と、減益想定から前期水準確保に切り替えた。
北海道洞爺湖サミットに伴うパチンコ店の台入れ替え自粛を背景に広告需要減少を見込んでいたが、「『女性客に花の種をプレゼント』といった環境サミットに絡めた企画提案が評価されたほか、貸し玉料1円&2円サービスの告知需要が増えた」(会社側)。
上方修正リリースに「パチンコホールの経営は最悪期を脱したと判断」と記載したことも見逃せない。同社主要顧客の大手ホールは「新店数増加、台当たり売り上げ増加、入場者数増加傾向」(同)という。(Q)
藤商事 パチンコ需要追い風
遊戯機器メーカーの藤商事(6257・JQ)は17日、9月中間期と通期の業績予想を上方修正。通期の経常計画は従来予想を18億円上回る63億円(前期比75%増)とした。
パチスロ機よりもパチンコ機を得意とする同社にとって、「パチスロ機の射幸性抑制に伴う、パチンコ機入れ替え需要増加は追い風」(会社側)。下期には、パチンコ3機種10万7000台の販売(上期実績は3機種で7万3000台)を見込む。
9月に納品を開始した「CR暴れん坊将軍3」は、テレビコマーシャル効果も手伝い7万台という想定以上の受注台数を確保。うち、4万7000台分は下期に計上する。そのほか「CRテリーテューンズ」など下期に販売する3機種のうち、2機種はテレビコマーシャルを打ち、拡販を図る方針。(Y)
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