ホンネで迫る!! ブラインド・インタビュー
「酔いどれ中川」実は策士!?
米国債押し付けかわす“高等戦術”
――G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)終了後の「もうろう会見」をきっかけに2月17日、中川昭一衆議院議員が財務・金融担当相を辞任した。
業界関係者A 「米国は総額200兆円の国債発行を想定し、日本と中国に白羽の矢を立てた。G7前日、ガイトナー米財務長官は中川氏に『よろしく頼むよ』と。うわさでは2人は『ブラックジャック』で対戦、中川氏の引いたカードには『米国債のマークと金額』が書かれていたとか」
業界関係者B 「G7で米国は中川氏に“空手形”を切らせる腹づもりだったらしいが、同氏には“チーム麻生”から米国債購入について返事をしないよう指令が下っていた。そこで昭ちゃんはさんざ酒を飲み、得意の“酩酊(めいてい)戦術”にて体を張って時間稼ぎする作戦に出た。記者会見で隣に座っていた白川方明・日銀総裁は事の詳細をすべて知っている」
業界関係者A 「“米国債のセールスレディー”ヒラリー国務長官が来日した2月17日、肝心の中川氏は財務・金融担当相を辞任。その1週間後、麻生太郎首相は表向きはオバマ大統領がホワイトハウスに初めて招いた外国首脳として訪米したが、その実は“呼び出し”。最初にホワイトハウスを訪れるはずだった中国が米国債を売却すると米国に脅しを掛けていたことも、麻生首相が一番乗りとなった背景」
業界関係者C 「ところで、中川氏が引いたカードに記されていた金額は?」
業界関係者A 「100兆円(米国が日本に要求した米国債購入額)」
――1ドル=90円前後の円高水準で推移していた為替が2月17日を境に変化。円安に急速進行した。
業界関係者A 「米国債購入には、まず円をドルに換金する必要があり、円高時にドルを取得した方が得。日本はそれまでの円高局面でドルをたんまり調達、米国債の購入準備はひとまず完了した。一方、1ドル=90円前後の円高水準の長期化は日本の輸出産業にとって好ましいことではなく、円高から円安に戻す必要があった。そうするには材料がいる」
業界関係者C 「中川氏が国際舞台であれだけ醜態をさらせば嫌でも円安になるのぉ」
業界関係者B 「ご名答! 昭ちゃんの醜態を世界のメディアに報じさせ、あのとき日米ともに円安に動いた」
業界関係者C 「日本は米国から突きつけられた100兆円の国債購入要求を丸のみするのか」
業界関係者A 「いや。『50兆円』の購入は決まった。あとは4月2日開幕の『第2回金融サミット』や日米首脳会談、米国からの“お土産”次第。余談だが、GMはチャプター・イレブン(日本の民事再生法に相当)が適用される公算。その確率は7割。自動車ローンも住宅ローンと同様の仕組みを採用、GMが飛べば100兆円の津波が世界を襲う」
サブプラ償還ラッシュ、6、7、8月がヤマ場
――サブプライム問題の処理はいつまで続く。
業界関係者A 「サブプライム商品は世界全体で5500兆円に上り、世界全体のGDP(国内総生産)に匹敵する規模。うち2500兆円は欧州に存在、その資金バックは中東。同商品の満期は、今年、来年、再来年といずれの年も6、7、8月に集中。今夏は第1関門」(Q)
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