日食と日経平均
「皆既日食」はやはり凶兆?
「皆既日食」「部分日食」が7月22日、日本領内で観測できる。皆既日食地帯は午前11時前後、東京では前引け直後の11時12分58秒が最大食。日本領内で見ることのできる皆既日食は1963年7月21日以来で、実に46年ぶり。ちなみに次に日本領内を通過する皆既日食は、26年後の2035年9月2日。
日食自体は年に最低2回、多いときは5回発生と、月食より頻繁に発生しているが、観測可能なエリアが非常に狭く局地的なためレア感は相当なもの。兜町でも当日は前引け後、急ぎ空に目をやる光景が見られそうだ。
ところで、日食発生当日、発生前後の株価パフォーマンスはどうか。1980年以降、過去約30年間の日食(合計64回)の発生当日の日経平均騰落と、日食日を基準とした前後1カ月の日経平均パフォーマンスは表の通り。
日食当日はまずまずだが、特に日食終了後1カ月間は苦戦が目立つ。ちなみに国内で観測可能だった前回の皆既日食(1963年7月21日)は、当日が▼4・3%、1カ月前比で▼5・5%、1カ月後は▼8・2%と、日食を挟んだ前後1カ月で13%超下落した。古来より凶事とされた日食だが、現代株式市場にとっても縁起はあまりよろしくないようで…。(Q)
| 1980年以降の日食(計64回)発生当日および発生前後の日経平均騰落 | |||
|---|---|---|---|
| 騰落状況 | 勝率 | 平均騰落率 | |
| 日食当日 | 上昇31回・下落33回 | 48.4% | △0.07% |
| 1カ月前―当日 | 上昇31回・下落33回 | 48.4% | ▼0.71% |
| 当日―1カ月後 | 上昇28回・下落36回 | 43.8% | ▼0.58% |
| 日食日を挟んだ2カ月通算 | 上昇25回・下落39回 | 39.0% | ▼1.28% |
日食発生日は発生地点不問で、すべてJST(日本標準時)ベース |
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