NSJコラム
8月28日 11:00

鯨幕(くじらまく)、歴代6位、継続中

 相場の方向性見失う? 珍記録ずくめ



日経平均「鯨幕相場」継続日数
ランキング(8月27日現在)
12日
連続
1969年3月26日―4月8日
12日
連続
1993年2月9日―25日
11日
連続
1968年7月26日―8月7日
11日
連続
1984年10月22日―11月2日
11日
連続
1996年10月31日―11月15日
10日
連続
1966年11月25日―12月6日
10日
連続
1975年11月10日―21日
10日
連続
1986年12月5日―17日
10日
連続
2009年8月14日―27日
(継続中)

“鯨幕(くじらまく)”とは、式典などに用いる白黒模様の垂れ幕のこと。日経平均が、前日比プラス(白星)とマイナス(黒星)を交互に繰り返す「鯨幕相場」は、27日の反落で10日目に入った。26日のニューヨークダウが7日続伸したのとは対照的な動き。

実はニューヨークダウも、今年5月4―19日には「2000年代で初めての12日連続」、また6月24日―7月8日にも「10日連続」で、この鯨幕相場を記録しているのだが、日経平均の鯨幕は過去をさかのぼっても、あまり多くない。大和証券SMBCによると表の通り、10日以上の連続は戦後東証再開来で、まだ8回しか記録していない。そして今回は、27日時点で「6位タイ記録」となっている。

ちなみに、日経平均の記録としては、昨年6―7月には「54年ぶり12日続落」、今年7月にも「21年ぶり9連騰」が話題を呼んだばかりだが、現在進行中の鯨幕も27日時点で「13年ぶり歴代6位」。近年は珍記録ずくめ、といっていいかもしれない。とはいえ、最近の鯨幕相場は、何を物語っているのかというと…。

過去の例を調べた、大和証券SMBC金融証券研究所投資戦略部の木野内栄治部長によると、「様子見ムードを反映したもの、というよりは、むしろ相場のモメンタム(方向性)が消失したことの表れなのではないか。こうしたパターンでは、従来のモメンタムとは逆の方向に向かうケースが多い」とされる。

これまでの上げ相場が反転に向かうのかどうか。ひとまず警戒は怠れないところか。(A)


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日経平均9,062.84+135.8202日 15:28
TOPIX819.42+8.0202日 15:00
東証一部売買高15.8億株02日 15:00
NYダウ10,320.10+50.6302日
ナスダック2,200.01+23.1702日
ドル/円84.27-0.1502日
ユーロ/円108.07-0.0602日

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