ヤマダ電機 対 ビックカメラ
池袋戦線 ガチンコ勝負再び
家電量販店大手のヤマダ電機(9831)、ビックカメラ(3048)が東京・池袋で再び火花を散らす。
ヤマダ電機は30日、150万点の品ぞろえを誇る大型店「LABI1 日本総本店 池袋」をオープンさせる。この新店は池袋三越跡地を改装。ヤマダ電機は同物件を保有するリートに賃料などを支払うとみられる。同エリアへの出店は、2年前にビックカメラ本店近隣に出店した都市型量販店「LABI池袋」に続く2店目。
会社側は「池袋新店の効果は今3月期計画には織り込み済みながら、その金額、初年度売り上げ計画などは開示していない。『LABI池袋』は業態を変えてリニューアルオープンする予定。詳細は29日の記者発表まで待ってほしい」としている。
一方、迎え撃つビックカメラは、「2年前は『LABI池袋』開店で池袋の集客力が増し、当社店舗も来客数、売り上げともに増加した。また、当時、熾烈な価格競争が繰り広げられると見られていたが、実際は皆さんが思っているほどの値下げ競争にはならなかった。今回も商圏拡大効果が期待できそう」としている。
さはさりながら、同社はヤマダ電機の池袋新店オープンに先駆けて22日、池袋5店舗中、3店舗をリニューアル。そのうちの1つはアウトレット専門館に衣替えした。「販売価格はそうそう大きく下げられるものでないが、ヤマダさんの新店舗の動向を見てその都度、最善策をとりたい」(同社)。
当面は家電の新たな聖地、池袋にて両社が繰り広げる覇権争いの様子を各紙が伝えるとみられ、家電量販店に関心が向かいやすい局面。両社ともに今期増益予想で、PERはヤマダ電機12倍、ビックカメラ10倍そこそことともに割安水準にある。東武東上線を持つ東武鉄道(9001)にも関心。
関連ニュース
- [8月決算銘柄] ビックカメラは東証1部下落率3位 決算期末権利付き最終売買日通過で手仕舞い売り膨らむ(8月27日 15:15)
- ヤマダ電機(9831)は3日続伸 「猛暑、夏商戦に活気」報道でエアコン販売増加に期待感(7月22日 9:37)
- [家電量販店] ヤマダ電機は小幅続伸 メリルリンチの「買い」継続を好感、「猛暑関連」としてエアコン販売増も期待材料(7月21日 15:14)
- ヤマダ電機(9831)は後場に下げ幅を拡大 「消費者還元ポイントの発行減額」報道で競争力低下を警戒視(7月5日 14:39)
- ヤマダ電機(9831)は4日ぶりに反発 本日から中国人の観光ビザ発給要件が大幅緩和、家電量販店では恩恵期待広がる(7月1日 12:50)
- [観光立国を支える中国人] (三菱UFJモルガンスタンレー証券)(6月29日 10:22)
- ヤマダ電機(9831)はモルガンMUFGの「Overweight」継続を好感 「販促コスト削減は想定以上、5月利益は計画通り」(6月11日 12:51)













