ネット広告 出直り態勢
アイレップなど
低位割安株を見直す動きも
ネット広告関連株が出直り態勢。8日、オプト(2389・JQ)、セプテーニ(4293・JQ)に続き、アイレップ(2132・HC)も戻りを指向。同社は前週末5日発表の上方修正を手掛かりにストップ高、目先の昨年10月高値を上抜けてきた。
「主力のリスティング広告は前第1・四半期(2009年10−12月)を底に循環的回復基調と認識。今期は第1・四半期を過ぎたばかりだが、予想以上にリスティング広告の出稿が増加している。業種別では小売り、通販、メディア、保険からの引き合いが増えている」(アイレップIR担当)として3月中間期予想を上方修正した。
一方、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)大手のミクシィ(2121・東マ)は2月5日の下方修正を嫌気して昨年9月水準に急調整、グリー(3632・東マ)も軟調展開。インターネット関連の花形業種と化していたSNSが弱含みとなる中、SNS台頭以前は人気の的だったネット広告関連を見直す流れが生じているようだ。
このほか新興市場では株価低位、かつ、低PER・低PBR(株価純資産倍率)銘柄も好決算、上方修正への反応良好だ。
例えば、アロマ関連など雑貨販売が好調とし、業績予想および配当予想を上方修正した三栄コーポ(8119・JQ)。今3月期利益は横ばい予想から増益見通しとなり、期末配当も2期連続増配となる。これによりPER4倍台、配当利回り5%台。
また、アイエーグループ(7509・JQ)も動意。ブライダル事業が営業利益の半数を稼ぐまでに成長し、今3月期は4期ぶり最高益更新を掲げるが、第3・四半期で通期利益計画を既にクリア。4月に開業予定の名古屋市のブライダル施設も「受注順調」(アイエーグループIR担当)とし、来期の視界も開きつつあるようだ。
金属熱処理大手で株価100円そこそこのオーネックス(5987・JQ)、コネクターのケル(6919・JQ)、おむつ向け衛生資材が伸びているハビックス(3895・JQ)も低位割安株人気を味方に見直す流れに乗れる。
最低投資単価16万円程度のPSS(7707・HC)も前週末、今期2度目の上方修正を発表。出直り相場を後押しする材料噴出で、目先の昨年11月高値をクリアしてきた。世界的な新型インフルエンザ流行に伴う遺伝子検査の需要増、科学捜査進展に伴う遺伝子検査システム納入に加え足元受注も順調で、通期経常利益を5億円(前期比4・8倍)に引き上げた。(Q)
関連ニュース
- [情報通信技術活用新時代に向けて] (立花証券)(8月24日 10:21)
- グリー(3632)は大幅続伸して前場を終了 今期の最大53%営業増益見通しと株式分割実施が評価材料に(8月16日 11:00)
- プレシジョン・システム・サイエンス(7707)はSTOP安の公算大 11年6月期の75%営業減益計画がネガティブサプライズに(8月16日 10:18)
- オプト(2389・ジャスダック市場) オープンデータプラットフォーム構想による新サービスは有望。(いちよし経済研究所)(8月12日 9:16)
- プレシジョン・システム・サイエンス(7707)は続落 ユーロ安進行による欧州向け利益率低下で10年6月期利益予想を減額(8月9日 14:16)
- アイレップ(2132)は4日ぶりに大幅反発 リスティング広告販売の伸長で10年9月期利益予想を上方修正(8月6日 10:23)
- グリー(3632) 当面のモメンタムは圧倒的。(モルガンスタンレーMUFG証券)(7月23日 14:30)













