数字4ケタから卒業?
発表迫る!新証券コード番号
アルファベット加わって登場か!?
証券コード協議会が近く正式発表
1980年代バブルの昔から言われてきた、古くて新しい問題、「証券コード」改革が、いよいよ具体化する。東証では昨年4月、「証券コードの将来対応について」と題するリリースを発表。コード番号にアルファベットを含める案などの検討を進め、パブリックコメント(意見)募集なども実施してきたが、近く正式発表の運びとなる見通しだ。
各個別銘柄ごとに付されるコード番号は、1300―9999の範囲の4ケタの数字で構成されるが、近年の上場銘柄数拡大に伴って、コード番号不足が懸念される状況を迎えている。
過去の歴史をおおまかにたどると、もともとは、1800番台は建設株、5400番台は鉄鋼株など業種ごとにキッチリと区分され、上場廃止された銘柄の欠番扱いも行われてきた。
1993年7月の規則改正で、こうした規則が緩和され、コード番号指定の自由度が向上。例えば、2007年に「29年ぶり」で再上場した永大産業は、かつての番号「7909」を使えず、新番号「7822」を使うことになった。「欠番」を解かれた旧番号には、既にシーアイ化成が上場されていたためだ。そのシーアイが、その後の再編で上場廃止されたのは皮肉だが…。
ちなみに、17日に新規上場が認可されたpaltacは、かつて、再編前のパルタックが付けていた「8283」が空いていたため、同じ番号を割り当てられている。
ともあれ、こうした“やりくり”にもかかわらず証券コード番号の絶対的な不足感は強まるばかり。東証は昨春段階で、基本方針として「一般事業会社用のコード枠2400社分を使い切った後は小英文字を組み入れる」案を提唱済みだ。
証券コード協議会事務局では、「今年度中には具体的な設定方法を公表する。正式発表まで間もないため、今のタイミングでは内容などは話せない」とコメント。
基本的には、当初案に近い線での着地となると想定されている。証券界では、「今春の『アローヘッド導入』などと比べれば、それほど大きなコスト負担になるとも思えない。既存の銘柄の番号が変わるのでなければ、株式市場にさほど影響はないのではないか」(岡地証券・森裕恭投資情報室長)といった見方が主流だが、アルファベット入り番号時代になると「コード番号が覚えづらくなる」との見方も。ともあれ、先の「JCOM」と「ジェイコム」の銘柄間違い騒動ではないが、誤発注を避けるためにもコード番号の確認は非常に重要。この先、コード番号改革がどう進むのか、ともあれ取引所や証券コード協議会側の正式発表を待ちたい。(A)
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