日経225 先物・オプション入門-日経225miniも解説-

第1章 日経225先物取引 日経225先物取引の実際

ここまで、日経225先物取引について基本的な事項を説明してきました。ここでは、証拠金や値洗いなど、取引の詳細について解説していきましょう。

取引のための証拠金

 取引を行うためには、口座を証券会社などに開設し、そこに預ける証拠金が必要です。証拠金の最低金額は日経平均株価の変動の大きさにより、毎週見直されます。

 証拠金はSPAN(スパン)※をベンチマークとして、証券会社が算出しています。SPANとは、シカゴマーカンタイル取引所(CME)が開発した証拠金の計算方法で、先物・オプション取引全体の建玉から生じるリスクに応じて証拠金が計算されます。これをもとに各証券会社が証拠金を計算しており、詳細な計算方法については割愛しますが、ある証券会社の08年6月時点の委託証拠金額は1単位(1000倍=1枚)あたり66万円となっています。

 また、有価証券による代用も可能ですが、各証券会社によって詳細は異なるので確認が必要です。

 売買の値段は呼び値(よびね)といい、10円単位になっています。

※SPAN:SPAN証拠金のパラメーターは、毎週大証が更新しているので、大証のホームページを参照のこと。さらに実際の証券会社では、SPAN証拠金をベースにした独自の設定を行っているので、各証券会社のホームページを参照のこと。

日経225先物取引のチャート


取引の詳細

 先に限月に触れましたが、期近を決済して翌限月の売買を行うことを限月乗り換え(ロールオーバー)と言います。時期的には、期近限月がSQ日を迎える数日前になるとロールオーバーが進みます。換言するならば、SQ日に接近していない限りは期近だけ取引高が膨らみ、期先の限月は注文が少ない傾向にあります。流動性が低いため、成行きだと値が飛び、思った金額で約定できないこともあります。

 先物取引における建玉について清算値段により日々評価替えを行うことを「値洗い」と言います。値洗いを行うことにより、相場の変動に際しても決済の履行を確実にすることができます。この値洗いにより証拠金が不足した場合は、追い証を差し入れる必要が生じます。追い証の発生を未然に防ぐために、ある程度余裕のある投資を心掛けたいものです。

 個別の株式と同様に日経225先物にも値幅制限があります。例えば、1万2500円以上1万7500円未満の場合の値幅制限は上下3000円です。

 相場が過熱してきた場合には、取引を15分間中断する「サーキット・ブレーカー制度」が設けられています。頭を冷やして冷静になる時間を与えるためです。ただ、値幅制限やサーキット・ブレーカー制度が実際に適応されるケースは希ですので、さほど気にする必要はありません。

 また先物取引では、株の信用取引とは違い、売り買いとも金利や品貸料などの費用は発生しません。


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日経平均8,876.59+75.4217日 15:00
TOPIX747.16+8.2817日 15:00
東証一部売買高20.7億株17日 15:00
NYダウ12,598.55-33.4516日
ナスダック2,874.04-19.7216日
ドル/円80.33+0.1516日
ユーロ/円102.15+0.0816日

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