日経225 先物・オプション入門-日経225miniも解説-
取引で指数を使いこなす
インターネットでのオプション取引では、IV(インプライド・ボラティリティ)のほかに、δ(デルタ)・γ(ガンマ)・κ(ベガまたはカッバ)・θ(セータ)という4つの指標を目にします。これらはギリシャ文字であることから、ギリシャ指標と呼ばれます。実際の取引では、シミュレーションツールなどを使用するとは思いますが、どのような意味を持つ数値なのかは知っておくにこしたことはありません。ここでは簡単にその意味について解説していきます。
δ(デルタ)= プレミアムの変化額÷原資産価格の変化額
原資産が1上昇したときのプレミアムが上昇する割合。権利行使される確率を表してもいる。コールは正の値、プットは負の値で表される。動きは0から1(−1)まで。値はOTMで権利行使価格から離れるほど0に近くなる。ATMでは、0.5付近に、ITMに入るほど1に近づく。
γ(ガンマ)= δ(デルタ)値の変化幅÷原資産価格の変化額
原資産が1上昇するときのデルタが上昇する割合。すべて正の値で表される。ATMで値は最大になり、ITM、OTMで離れるほど小さくなる。ガンマ=0.0004とは、日経平均株価が1動くとデルタが0.0004増加するということ。デルタが0.5で株価が100円動けば、デルタは0.54になる。
κ(ベガ)=プレミアムの変化額÷インプライド・ボラティリティの変化幅
インプライド・ボラティリティ(IV)が1変動するとき、プレミアムが変動する割合。常に正の値で表される。ATM付近で最大値となる。満期日までの日数の長いものほど値は大きくなる。
θ(セータ)=プレミアムの変化額÷残存日数の減少
1日で失われるプレミアムの値。コール、プットとも負の値で表される。時間的価値の減少値となります。満期日が近づくにつれてATMではマイナス値が拡大する。ITMとOTMでは逆に減少する。時間の経過(タイム・ディケイ)を理解するのに役立つ指標。













