☆新規上場紹介 アセンテック 「仮想デスクトップ」販売代理店(2017年03月29日)

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アセンテック(3565)が4月25日、マザーズにIPO(新規上場)する。

セキュリティー関連機器の販売会社。海外メーカーと一次代理店契約を締結して商品の輸入・販売・保守を行う。クライアントはNTTコミュニケーションズや日立建機など大手企業のほか、東京農工大学や大阪大学など教育機関、東京都町田市役所や静岡県富士市役所といった地方自治体まで多岐にわたる。

強みは「仮想デスクトップ」領域に特化すること。パソコンやタブレットなど端末内のすべての機能をサーバー側に集約し、端末利用時には必要なデータを「イメージ画像」として配信する仕組みのことで、利用者側は従来通りに端末を使える一方、端末内にはデータが保存されないためセキュリティー性が各段に向上する、という仕組みだ。加えてシステム管理者は端末ひとつひとつをチェックする必要がなくなるなど、作業負担の大幅軽減も実現できる。

「仮想デスクトップ」を扱う販売代理店はほかにも存在するが、同社はクラウドでの提供に対応したことと、月額課金制としたことが大きな特徴だ。サーバーやシステム管理専任者を社内に抱えることがコスト的に困難な10-50人規模の中小事業者への普及にも注力している。

ちなみに「仮想デスクトップ」は、例えば外出時にパソコンを紛失した場合の情報漏えいを防止するための有効策であり、セキュリティーやコスト削減などの観点から近年、注目度が高まっている。加えて、震災など緊急時の備えとしても有効。データ保全や作業環境の迅速な復旧などを目的に、今後ますます普及が進むとみられている。なお、会社側は今回の上場で調達した資金の一部を「知名度向上のためのマーケティング活動に充当する」としている。

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概 要
事業内容仮想デスクトップに関連する製品開発、販売およびコンサルティングサービスの提供
本社東京都豊島区南池袋2-35-4
代表者佐藤直浩
設立2009年2月2日
上場前資本金7,120万円
発行済株式数(上場時)1,519,000株(上場時)
筆頭株主永森信一(上場前50.04%)
公募株式数120,000株
売出株式数290,000株(オーバーアロットメント41,000株)
初値
公開価格2,000円(4/14)
ブックビル仮条件1,840円~2,000円(4/5)
ブックビル期間4月7日〜13日
引受証券SBI(主幹事)、みずほ、ニュース、極東、藍澤、岩井コスモ、SMBCフレンド、東洋
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2016/12,180百万円1百万円―円-円
2017/13,275百万円217百万円100.69円-円
2018/1(予想)3,800百万円232百万円107.25円-円

[本紙3月30日付2面]

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