☆竹中三佳の株Catch one's eye Part.197 夏は「甘酒」!(2017年08月04日)

8月に入りいよいよ夏本番を迎える中、クーラーの効いた室内と、紅蓮(ぐれん)の炎に焼かれる屋外との気温差に、夏バテもすっかり本番を迎えてしまいました。

夏が大好きなのに、気温の上昇とともに眠りが浅くなり、食欲の減退、体重の減少、疲労困憊(こんぱい)と典型的な夏バテになるのですが、今年は例年より少し早目に発症してしまい、げんなり――。

ふらふらと灼熱(しゃくねつ)の太陽の下を歩いていると、サンプリングで缶ジュースが配られていました。これは有り難いとパッケージを見ると「冷やし甘酒」と書いてあります。早速キンキンに冷えた「冷やし甘酒」を飲んでみると、甘酒本来の酒粕や米麹の風味は残しつつ、ほんのりきいた塩味がアクセントとなり、さっぱりゴクゴクと頂けます。オーバーヒートした身体にしみ込んでいくような夏にぴったりのドリンクでした。

初詣でやひな祭りなど寒い時期に飲むものだと思いこんでいたのでビックリしましたが、実は「甘酒」は夏の季語として詠まれるなど、江戸時代から暑い季節の滋養強壮の飲み物として親しまれていたそう。暑さによる発汗で失われる水分や塩分、体のエネルギー源になる糖分が補給できる飲料として重宝されてきたそうです。

そんな甘酒市場は年々成長しています。2016年春夏期は、15年秋冬期とほぼ同等の市場規模となるなど、年間を通して飲用されるようになってきており、16年秋冬期には同年春夏の約2倍の市場規模にまで成長したとのこと。「飲む点滴」として甘酒が注目を浴びている今、老若男女を巻き込み、夏の定番ドリンクとして定着させることができるのか、注目しています。

【編集記者Yのコメント】
近年ブームの様相を呈する甘酒ですが、業界最大手といわれるのが森永製菓(2201)。1969年から缶入り甘酒を販売しています。同社はチョコレートで有名ですが、売上高の約2割を冷菓が占めており、猛暑・晴天が続く今年は“期待を抱く”投資家が多いようです。まずは9日に発表予定の今3月期第1四半期決算が注目されます。

竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

[本紙8月7日付14面]

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