☆新規上場紹介 PKSHA Technology AI技術開発・提供(2017年08月28日)

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PKSHA Technology(パークシャテクノロジー、3993)が9月22日、マザーズにIPO(新規上場)する。

アルゴリズム開発・提供会社。アルゴリズムとは、コンピューター上で何らかの問題を解決するために設計されたロジック(論理)のこと。同社は複数種類のアルゴリズムを自社開発し、これに機械学習技術、つまりAI(人工知能)を備えたものを、顧客企業が保有するソフトウエアやハードウエアに組み込んだり、オリジナルのソフトウエアとして販売したりしている。

ソフトウエアは代表作が3つ。顧客管理に用いて離反防止や新規客のロイヤル化を図る「セラー」、風景や人物、レントゲンまでとあらゆる画像を解析する「パークシャヴァーティカルビジョン」、そして、コールセンターなどでの対話による接客を想定した「べドア」。すべて機械学習技術を備えるため、いったん導入さえすれば以降のデータ収集と分析・解析を自動的に行ってくれる上に、データ量の増加に伴ってその精度が向上していくといった特徴を持つ。

導入先は金融、電力、広告、小売、医療、製造、セキュリティーなど領域が多岐にわたる。2017年9月期の第3四半期(3Q)時点ではNTTドコモ(9437)電通(4324)が大口のトップ2で、それぞれ売上高は全体の20%、11%を占める。そして販売額は、例えばNTTドコモ向けは15年9月期の4,500万円から16年9月期は9,606万円と倍増し、さらに今3Q時点では約1億4,000万円と、既に前期実績を上回る。電通も今3Qで7,443万円と、前期実績4,688万円を大きく超過した。

上場で調達した資金は開発費や人件費のほか、海外販売の準備などに充当する予定。

概 要
事業内容機械学習技術などを利用したアルゴリズムの開発およびライセンス提供
本社東京都文京区本郷2-35-10
代表者上野山 勝也
設立2012年10月16日
上場前資本金2億465万円
発行済株式数(上場時)13,275,400株(上場時)
筆頭株主上野山 勝也(上場前44.58%)
公募株式数2,570,400株
売出株式数0株(オーバーアロットメント385,500株)
初値5,480円(2.3倍)
公開価格2,400円(9/13)
ブックビル仮条件1,700円~2,400円(9/5)
ブックビル期間9月6日〜12日
引受証券SMBC日興(主幹事)、SBI,大和、三菱UFJモルガン・スタンレー、みずほ、いちよし、岩井コスモ、岡三、極東、マネックス
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2015/9110百万円49百万円3.14円-円
2016/92921百万円149百万円10.02円-円
2017/9(予想)890百万円342百万円21.44円-円

[本紙8月29日付2面]

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