☆新規上場紹介 壽屋 フィギュア製造大手(2017年08月29日)

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壽屋(7809)が9月26日、JASDAQに新規上場する。

同社はアニメやゲーム、映画などのキャラクターを題材にしたフィギュア、プラモデルなどの企画・開発・製造管理・販売を手掛ける。フィギュア製造業界において売り上げトップクラス。

製造にあたっては、版権を取得し、社内の造形技術者が原型製作した上で、国内外の卸売業者から事前に購入意向を確認し、採算を判断した上で生産に移行。生産は主に中国の製造会社に委託している。

フィギュアは細部まで作り込まれたディティールや、塗装による色彩表現、質感表現などのクオリティーを量産品でも維持。プラモデルは細部のディティールや質感表現はもとより、未塗装でもキャラクターの配色を表現できる緻密な設計を施しているほか、ギミック(仕掛け・からくり)の再現にも重点を置き、製品化している。

多くは他社キャラクターを活用したものだが、利益率の高い自社オリジナルコンテンツの開発・製造にも注力。2015年夏に中国最大規模のアニメ・マンガ・ゲームの総合イベントで、オリジナルコンテンツの「フレームアームズ・ガール」が「最人気海外プラモデル賞」を獲得するなど、着実に実績を積み上げている。

製品は卸売業者を通じ、専門店、家電量販店、雑貨店などで売られているほか、自社運営の小売り店舗および通販サイトでも販売。自社店舗は東京・立川の本社ビルに併設した本店に加え、秋葉原(東京)、日本橋(大阪)に構える。

売り上げ構成比は国内卸売販売41.2%、海外卸売販売31.8%、自社店舗および自社通販サイト26.7%(2016年6月期実績)で、海外売り上げ比率が高い点が特徴。欧米に加え、近年はアジアでの販売も伸びてきており、海外売り上げ比率は上昇トレンドにある。

概 要
事業内容フィギュア、プラモデル、雑貨などを中心としたホビー関連品の企画、製造、販売など
本社東京都立川市緑町4-5
代表者清水一行
設立1953年1月
上場前資本金1億5,000万円
発行済株式数(上場時)2,697,000株(上場時)
筆頭株主清水一行(上場前31.99%)
公募株式数300,000株
売出株式数300,000株(オーバーアロットメント90,000株)
初値
公開価格2,000円(9/15)
ブックビル仮条件1,980円~2,000円(9/6)
ブックビル期間9月8日〜14日
引受証券大和(主幹事)、三菱UFJモルガン・スタンレー、SMBC日興、みずほ、SBI、岡三、岩井コスモ、エース
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2016/68,109百万円630百万円166.19円20円
2017/68,008百万円435百万円104.84円17円
2018/6(予想)8,368百万円550百万円136.40円未定

[本紙8月30日付2面]

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