☆新規上場紹介 西本Wismettacホールディングス 日本食などアジア食品・食材を海外販売(2017年08月31日)

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西本Wismettacホールディングス(9260)が9月29日、東証1部に上場する。

創業は明治45年(1912年)。神戸で貿易商社として産声を上げ、終戦後の昭和22年(1947年)に民間貿易を再開すると同時に西本貿易として法人化した。現在、同社グループは連結子会社11社、持分法適用関連会社2社で構成される。

売上高の7割を占める「アジア食グローバル事業」では、米国、日本、中国、アジアで調達した日本食を中心とするアジア食品・食材と米国で調達した米穀を、北米を中心に欧州や豪州、アジアの日本食レストラン、グローサリーに販売。

中で、大正9年(1920年)に海外向けPB(自社ブランド)として商標登録した「Shirakiku」は、今日においても北米で有数の日本食ブランドとして親しまれている。その北米地域では23カ所の営業拠点を構え、米国における日本食卸売大手の1社として約8,400アイテムを販売している。

主要取り扱い商品は、米、農産物(枝豆、海苔、ガリ)、調味料(しょうゆ、みそ、酢、ソース、わさび)、加工食品(豆腐、餃子、シューマイ、うどん、そば)、水産物(うなぎ、はまち、加工エビ、マグロ)、菓子類(あられ、せんべいなど)、酒(日本酒、焼酎など)、はし・容器など。

同事業に携わる従業員は世界各国で1,344人(2017年7月末現在)。商品の開発・企画、仕入れ、輸入通関、在庫管理、分荷・配送、販売に至るまでオペレーションを世界各国で一貫して手掛け、スピーディーできめ細やかなサービスを提供するため自社物流機能を保有。北米では150台超のトラックを有する。

一方、売上高の3割を占める「農水産商社事業」では、サンキスト・バレンシアオレンジ、メキシコ産アボガドなど生鮮青果、冷凍加工青果、水産物を国内の卸売市場、量販店、外食・中食産業、食品メーカーに対し、輸入卸販売している。なお、同社は「サンキスト・レモン」で知られるサンキスト・グロワーズ社の日本輸入総代理店でもある。

創業来、グローバルな視野とフロンティア精神、リベラルな価値観を尊ぶ社風。社名の「Wismettac」(ウィズメタック)は、西洋で智を意味する「Wisdom」、東洋で智、バーリ語でやさしさ、おもいやりを意味する「Metta」、価値の創造力を表す「Creativity」を掛け合わせた造語。「世界の『食』の向上に貢献するグローバルビジネス」を目指す同社グループを最も端的に表す概念という。

概 要
事業内容海外への日本食、アジア食品・食材の輸入および卸売り、日本への青果物の輸入卸売販売
本社兵庫県神戸市中央区磯辺通4-1-38
代表者金井孝行
設立1947年9月
上場前資本金1億円
発行済株式数(上場時)14,343,240株(上場時)
筆頭株主多津巳産業(上場前61.19%)
公募株式数新株発行1,130,000株、自己株式処分720,000株
売出株式数1,850,000株(オーバーアロットメント555,000株)
初値
公開価格4,750円(9/20)
ブックビル仮条件4,500円~5,250円(9/11)
ブックビル期間9月12日〜19日
引受証券野村(主幹事)、三菱UFJモルガン・スタンレー、SMBC日興、みずほ、極東、SBI、エース
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2015/12158,254百万円7,250百万円360.94円2円
2016/12158,338百万円6,922百万円227.95円2円
2017/12(予想)169,434百万円6,306百万円258.12円未定

[本紙9月1日付2面]

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