☆新規上場紹介 マネーフォワード 家計簿アプリ「マネーフォワード」開発・提供(2017年09月01日)

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マネーフォワード(3994)が9月29日、マザーズに新規上場(IPO)する。

家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワード」の運営会社。2012年12月に提供を開始して、今年7月末には利用者数500万人超と国内業界シェア25%を占めるトップ・アプリに。

強みは独自技術「アカウントアグリゲーション」。複数の金融機関にある口座の残高や入出金の履歴などのデータを集約・分類して表示できる技術で、「マネーフォワード」利用者は銀行、証券、クレジットカード、年金、各種ポイントなどと、お金に関するすべての情報を一元管理することが可能になる。

そのほかにも、銀行引き落としの数日前、あるいは一定額の入出金があった際にメールが送られてくる「アラート機能」、理想値との違いを視覚的に見せる「家計診断機能」などを備えることで、すべての人のお金の悩みを解決することを目指す。

このようなサービスをPFM(パーソナル・フィナンシャル・マネジメント)と呼び、国内1,800兆円といわれる巨大な個人資産を動かす上での大きな出発点になると考えられている。

企業側のPFMに対する取り組みも積極的だ。同社は個人向けのみならずBtoBtoC事業も展開しており、マネーフォワードの仕組みをヤフー(4689)関西電力(9503)に提供。加えて同様の家計簿サービスをNTTドコモ(9437)KDDI(9433)ソフトバンク(9984)の独自コンテンツとして利用者に提供している。

むろん金融機関とは密接なかかわりを持ち、現在はみずほ(8411)三井住友(8316)などメガバンクをはじめ、静岡銀行(8355)など地銀、セブン銀行(8410)など12の金融機関向けにサービスを提供している。

会社側は「すべての人のお金のプラットフォームになる」というビジョンのもと、より多くの顧客の獲得を目指す。今回の調達資金は、営業活動や開発などに充てる優秀な人材の採用・育成、知名度・信頼度向上のための広報PR活動を効果的に進めていくために費やし、引き続き業績拡大を目指すとしている。

概 要
事業内容自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」提供
本社東京都港区芝5-33-1
代表者辻 庸介
設立2012年5月18日
上場前資本金18億6,592万円
発行済株式数(上場時)18,279,400株(上場時)
筆頭株主辻 庸介(上場前19.95%)
公募株式数1,617,700株
売出株式数931,000株(オーバーアロットメント382,300株)
初値3,000円(93.5%高)
公開価格1,550円(9/21)
ブックビル仮条件1,350円~1,550円(9/12)
ブックビル期間9月13日〜20日
引受証券SMBC日興(主幹事)、マネックス、SBI、みずほ、東海東京、静銀ティーエム、いちよし
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2015/11441百万円-1,133百万円-円-円
2016/111,542百万円-882百万円-円-円
2017/11(予想)2,681百万円-1,006百万円-円-円

[本紙9月4日付2面]

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