☆竹中三佳の株Catch one's eye Part.206 参入続々!広がるシェアサイクル市場(2017年10月13日)

先日友人宅での鍋会の準備中に、食材の買い忘れが判明。慌ててスーパーへ買いに行こうとする私に友人が、「マンション下の自転車を使って。」と案内役に息子さんをつけてくれました。てっきり彼女の自転車を借りるのかと思っていたのですが、いざなわれたのは赤い自転車がずらりと並ぶ駐輪場。息子さんは慣れた手つきでスマホを扱い、その中の1台を渡してくれました。電動アシスト自転車だったので坂道も楽々、歩くと往復30分強かかるスーパーまであっと言う間に到着。無事に食材を買い足す事が出来ました。戻るとまた息子さんが自転車のパネルの様なものを操作して駐輪場に停めてくれました。

初めての電動アシスト体験に興奮し、あの自転車が何なのか友人に尋ねると、自治体を主体として、ドコモ・バイクシェアが運営するシェアサイクルサービスで、複数の貸出・返却場所があり、いつでもどこでも30分150円から自転車を借りられるとのこと。たまたま彼女のマンションの下に専用の駐輪場(ポート)があり、最寄り駅にもポートがあるので、荷物が多い時やヒールを履いている時などには良く利用するそうです。

利用方法も簡単で、スマホから会員登録し、発行される4ケタのパスワードを自転車操作パネルで入力し開錠、利用後はポートで施錠し返却ボタンを押すだけ。何より借りたポートでないポートへの返却が出来る事が便利なのだと話してくれました。

今年に入り中国シェアサイクル大手の「モバイク」や「ofo」が相次いで日本に進出。「メルカリ」や「DMM.com」も参入意思を表明するなど盛り上がりを見せているシェアサイクル市場。今後どの企業が鍵となる駐輪場の確保や、法律への対応などをクリアし市場をけん引するのか、注目しています。

【編集記者のコメント】
NTTドコモ(9437)NTT都市開発(8933)NTTデータ(9613)などの合弁会社であるドコモ・バイクシェア。インバウンド(訪日観光客)向け観光情報提供に特化するジャパン・トラベルと業務提携関係にあり、東京五輪開催に向けて成長が期待されている会社です。国土交通省調べでは、昨年10月時点のシェアサイクルの導入都市は87にも及ぶとのこと。今年も引き続き、社会実験やサイクルポート拡大の動きが広がっています。

竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

[本紙10月16日付14面]

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