[概況/大引け] 日経平均は小幅高だが業種間の跛行色が強い(2017年12月22日)

大引けの日経平均は22,902.76円の36.66円高、TOPIXは1,829.08ポイントの6.47ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,124、値下がり銘柄数は844。出来高は14億8,922万株、売買代金は2兆4,038億円。

日経平均の上げは小幅にとどまったが、業種間の跛行色が強かった。米国金融株高を受け、三菱UFJFG(8306)を始めとした銀行株が高く、ロンドン金属取引所で銅が10日続伸となったため、住友金属鉱山(5713)も買われ、三菱商事(8053)などの商社株も物色された。半面、医薬品株の下げが目立ち、米国半導体株安が警戒され、東京エレクトロン(8035)などは軟調だった。

日経平均構成銘柄では日本郵船(9101)はコンテナ船事業の統合効果が期待され高く、住友重機(6302)はバイオマス高混焼発電設備の受注で買われ、コマツ(6301)は米国法人税率引き下げで恩恵を受けるという見方で上昇した。他方、エーザイ(4523)は開発中のアルツハイマー治療薬が成功基準を満たさなかったため、臨床試験を継続すると発表したことで急落した。三越伊勢丹(3099)が希望退職者数が計画を下回ったことで安い。指数を構成する225銘柄中、152銘柄が上昇、65銘柄が下落。

その他、日本食やアジアの食品を米国で販売している西本Wismettac(9260)は米国法人税率引き下げの恩恵が大きいことから急騰した。参天製薬(4536)は米FDA(食品医薬品局)からシロリムス硝子体内注射剤の新薬承認には有効性を示す追加データが必要と指摘されたことで売られた。

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