☆新規上場紹介 世紀 2月8日 マザーズ ランナーレスシステムの最大手(2018年01月16日)

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東証は1月22日、会社側からの申し出によりマザーズ市場への上場の承認を取消した

世紀(6234)が2月8日、マザーズに新規上場する。

同社は、プラスチック射出成形用金型に組み込まれる「ランナーレスシステム」の国内最大手メーカー。ランナーシステムによって、プラスチック成形品を“目的の形”のまま金型から取り出すことが可能になる。

それを組み込んでいない金型では、プラモデルに必ずついているパーツを固定化する枠(ランナー)のようなものが、プラスチック成形品の周りにできるため、切り離す必要がある。つまり、ランナーレスシステムを使用することで、成形品とランナーを切り離す2次加工が不要になるほか、プラスチック材料の削減、廃棄物削減が実現できる。

同社製品はさまざまな得意先に採用され、さまざまなプラスチック製品の製造工程で活躍。業種別売り上げ上位は、自動車関連(ダッシュボード部品、ヘッドライト部品、ドアロック部品、エンジン部品など)の57%を筆頭に、日用品(飲料容器など各種容器、ボトルキャップ、収容用品、電子たばこ)13%、OA機器9%、注射器やコンタクトレンズ関連など医療機器8%と続く。

海外市場開拓にも積極姿勢。中国、香港、フィリピン、ドイツ、米国に営業拠点を設けているほか、メキシコ、タイ、インドネシア、上海の代理店に社員を出向させるなどして、グローバルに営業展開をしている。また、ランナーレスシステムは、一品一様の金型に合わせて製作しなければならず、得意先の仕様に合わせて設計する体制を整えている。

上場に伴う公募増資で調達した資金は、本社工場の拡張、九州地区での工場新設などに与える。

概 要
事業内容射出成型合理化機器「ランナーレスシステム」の製造販売
本社山形県米沢市万世町片子4364番地
代表者川端秀一
設立1954年4月
上場前資本金1億9,173万円
発行済株式数(上場時)1,301,200株
筆頭株主KISCO(上場前98.27%)
公募株式数260,200株
売出株式数195,200株(オーバーアロットメント68,300株)
初値
公開価格1月30日に決定
ブックビル仮条件1月22日に決定
ブックビル期間1月23~29日
引受証券野村(主幹事)、SMBC日興、みずほ、三菱UFJモルガン・スタンレー、SBI、岡三、極東
 
業績推移
営業収益税引前利益1株利益配当
2016/32,930百万円564百万円353.27円128.97円
2017/33,115百万円530百万円330.52円115.37円
2018/3(予想)3,586百万円625百万円382.90円100.00円

[本紙1月17日付2面]

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