☆新規上場紹介 神戸天然物化学 3月15日 マザーズ 化学品の研究・製造受託(2018年02月19日)

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神戸天然物化学(6568)が3月15日、マザーズに新規上場(IPO)する。

医薬や情報電子など多方面で用いられる化学品の研究・開発・生産を専門に手掛ける。具体的には、顧客企業となる各種メーカーが製品の開発、量産検討、商業販売のための安定供給維持など、各段階で行う研究や開発において必要なサンプル製品を供給するとともに、製造方法そのものの検討も行う。

化学品の製造は、多くの候補の中から目標とする機能を提示するであろう化合物を複数選択、これらを「合成」する技術と、選択した化合物の純度を高める「分析」「精製」技術が不可欠。とはいえ、これまで世界で合成された化学品は何千万種類もあることから、同社がサンプル製品とともに提供するノウハウや高い技術力が重宝されている。ちなみに同社の従業員は2018年1月末時点で253人、うち91人が大学院修士号、33人が博士号を取得している。

顧客からの信頼は厚い。売上高の上位50社は、東レ(3402)をはじめとする国内大手化学会社と、東和薬品(4553)など製薬会社で、17年3月期時点の売上高を見ると、52.5%を売上高1兆円超の企業が占める。10年以上取引している企業が、社数では全体の20.3%、売上高では23.9%を占めるなど取引継続年数の長さも特徴的だ。

今回の上場で調達した資金は医薬製造設備の増設と機能材料製造設備の新設といった設備投資に充当する予定。

概 要
事業内容有機化合物の受託研究、受託製造・分離精製および技術開発
本社兵庫県神戸市西区高塚台3―2―34
代表者広瀬克利
設立1985年1月22日
上場前資本金1億円
発行済株式数(上場時)7,380,000株
筆頭株主広瀬克利(上場前30.7%)
公募株式数1,380,000株
売出株式数888,000株(オーバーアロットメント340,200株)
初値3,665円(56.6%高)
公開価格2,340円(3月7日)
ブックビル仮条件2,140円~2,340円(2月27日)
ブックビル期間2月28日~3月6日
引受証券SMBC日興(主幹事)、野村、SBI、エース
 
業績推移
営業収益税引前利益1株利益配当
2016/545.4百万円4.0百万円17.93円10.0
2017/547.6百万円7.4百万円80.72円15.0
2018/5(予想)58.1百万円10.1百万円117.82円19.3

[本紙2月20日付2面]

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