☆竹中三佳の株Catch one's eye Part.235 “言葉の壁”をなくす翻訳機「POCKETALK」(2018年06月15日)

友人がSNS(交流サイト)に、「今回の海外出張にお供いただいた通訳さんです。マジ最強です!普通に会話できます!ソースネクスト(4344)『POCKETALK』」とのコメントと共に、白いWi-Fiルーターのような機器の写真を載せていました。

気になり早速POCKETALKを調べてみると、超小型ながら、英語はもちろん、中国語、フランス語から、スワヒリ語やタミル語まで、63の言語での双方向対話を可能にしてくれる音声翻訳機とのこと。使い方も簡単でタップして話しかけるだけでPOCKETALKが瞬時に相手の言語に翻訳し、発声してくれるそう。クラウド上で言語ごとに最新、最適なエンジンを用いるため、翻訳精度が高く、長い文章の翻訳にも対応。まさに手のひらサイズの通訳さんと言えます。実際に利用した友人は、2万9,800円で2年間、Wi-Fiがなくても世界79の国と地域で使い放題の、専用グローバルSIMプランを契約し、今後どの海外出張へも携帯すると言っていました。

既に京王百貨店や、アパレルブランド「JOURNAL STANDARD」などを有するベイクルーズなどが、POCKETALKを外国人利用客向け接客ツールとして採用。今後海外での利用だけでなく、訪日外国人に向けた国内需要も広がりを見せそうです。五輪が開催され、訪日外国人客数が3,700万人に上ると予測されている2020年までに、POCKETALKによって「言葉の壁をなくす」ことはできるのか、注目しています。

【編集記者のコメント】
正式な取引社数などは開示していませんが、空港、ドラッグストアなどからの引き合いが活発とのこと。観光庁の調査によれば、18年1~3月の訪日外国人旅行者数は762万人(前年同期比16.5%増)と、依然として高水準が続いています。「平成30年度観光施策(観光白書)」では、翻訳技術の精度向上や認知度向上による多言語音声翻訳システムの普及拡大を掲げ、誰もが一人歩きできる観光の実現を目指しています。同じく手のひらサイズの自動翻訳機「ili(イリー)」のレンタルサービスを行うフュートレック(2468・2部)ビジョン(9416)などにも注目です。

竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

[本紙6月18日付14面]

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