☆新規上場紹介 テノ.ホールディングス 9月20日 東マ、福Q 保育所の運営が柱(2018年11月30日)

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テノ.ホールディングス(7037)が9月20日、マザーズと福岡証券取引所Qボードに新規上場(IPO)する。

直営保育所・受託保育所の運営や保育士の派遣などを行う。

池内比呂子社長が1999年、福岡市において、女性のライフステージ支援を目的にベビーシッターサービスやハウスサービスの提供を行ったのが始まり。その後、保育サービスに対する需要の高まりを背景に、直営保育所の開設など新規ビジネスを立ち上げて事業を拡大してきた。

「公的保育事業」は、認可保育所、認定・認証等保育所の公的な保育所の運営を行う。社会問題になっている待機児童解消に貢献することを目的に事業展開している。保育所は厚生労働省が定めた認可設置基準の要件を満たし、都道府県知事が認可した認可保育所と、それ以外の認可外保育所に大別される。

認可外保育所のうち認証保育所は東京都が独自に定めた設置基準の要件を満たした施設で、都知事が認証する。

7月末では認可保育所47施設、認証・認定保育所など6施設の合計53施設を直営で運営。地域別では、首都圏35施設、九州エリア13施設、関西エリア5施設。一部の保育所を除き、「ほっぺるランド」のブランド名で展開している。

「受託保育事業」は受託保育所と学童保育所を運営する。前者は、病院や企業などが事業所の中で保育所を開設する際にその運営を受託する。後者は保護者が昼間家庭にいない小学校児童に対して、授業の終了後に児童厚生施設など(保育所)を利用して適切な遊び及び生活の場を与えるもの。自治体から学童保育指定管理を受託して運営を行っている。

このほか、「福岡市放課後等の遊び場づくり事業(通称・わいわい広場)」の受託などがある。

7月末では、受託保育所141施設、学童保育所32施設、わいわい広場24施設の合計197施設を受託して運営している。地域別では九州エリア187施設、関西エリア6施設、首都圏4施設。

「その他」のセグメントでは、保育人材の派遣、ベビーシッターサービスの提供、ハウスサービスの提供、「保育士総合講座」「ベビーシッター養成講座」などを開催するtenoSCHOOL(テノスクール)を運営している。

2018年12月期は、公的保育事業の売上高は57億2,200万円(前期比30.6%増)を予想。期中に4施設を開設する(前期末49施設)。受託保育事業の売上高は32億7,500万円(同57.4%増)の予想。期中の新規受託予定は51施設(前期末98施設)。その他の売上高は5億2,000万円(同2.3倍)の予想。この結果、今期の業績は売上高95億1,700万円(前期比42.5%増)、経常利益2億8,000万円(同83.9%増)の見通し。配当は20円の予定。

上場に際しての調達資金は、19年12月期に開設予定の認可保育所(7施設)の建設代金などに充当の予定。

概 要
事業内容直営保育所・受託保育所の運営、幼稚園や保育所に対する保育士派遣、ベビーシッターサービス・ハウスサービスの提供、tenoSCHOOLの運営
本社福岡市博多区上呉服町10番10号
代表者池内比呂子
設立2015年12月
上場前資本金9,000万円
発行済株式数(上場時)1,460,000株
筆頭株主夢源(上場前42.50%)
公募株式数350,000株
売出株式数0株(オーバーアロットメント52,500株)
初値
公開価格12月12日決定
ブックビル仮条件1,870円~1,920円(12月4日)
ブックビル期間12月5~11日
引受証券野村(主幹事)、三菱UFJモルガン・スタンレー、みずほ、FFG、西日本シティTT、岡三、SBI、マネックス
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2016/124,776百万円89百万円44.49円―円
2017/126,678百万円152百万円87.06円―円
2018/12(予想)9,350百万円255百万円129.29円

[本紙8月28日付2面]

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