☆新規上場紹介 ピアラ 12月11日 マザーズ EC支援事業を展開(2018年11月16日)

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ピアラ(7044)が12月11日、マザーズに新規上場(IPO)する。

EC(電子商取引)支援事業を行う。「ECマーケティングテック(マーケティングとテクノロジーの融合)」「広告マーケティング」のサービスを主に化粧品や健康食品などの「ビューティ&ヘルスおよび食品」領域に特化してクライアントに提供している。

国内人口は減少傾向にあるものの、シニア層は増加が見込まれ、アンチエイジング、予防医薬など健康・美容指向の高まりにより、「ビューティ&ヘルスおよび食品」領域は拡大を続けている。同市場に特化したデータと独自の専門的ノウハウを有する同社の優位性は高まっている。

ECマーケティングテックは、主に通信販売業者向けに顧客集客を中心として、独自開発のソリューションである「RESULTシリーズ」を利用したKPI(主要業績評価指標)保証型の総合支援サービスを行っている。「RESULT MASTER」は、BtoC通販事業に特化した広告分析から顧客分析、CRM(顧客関係管理)まで3つの要素を兼ね備えたAI(人工知能)搭載のマーケティングツール。DMP(過去の事例に基づく選好情報、属性など)に蓄積された広告の計測データや顧客・販売データなどを解析・統合することで、クライアント商材ごとの想定CPC(クリック単価)や適切な広告予算配分などのさまざまな分析が可能になる。この「RESULT MASTER」を含む「RESULTシリーズ」をクラインアントまたは同社、もしくは両社で行う。

「RESULTシリーズ」とAIの機能強化、領域特化型DMPの充実化推進でKPI保証の適用範囲を拡大したことで、取引社数および顧客取扱高は増加。2018年12月期の上半期の「ECマーケティングテック」の売上高ば40億3,100万円(前年同期比55%増)となった。通期では80億8,500万円(前期比63%増)を見込む。

一方、「広告マーケティング」は「RESULTシリーズ」を利用せずに、主にサービスの成果に関係なく一定の報酬(手数料)をクライアントが負担する手数料サービスを行っている。クライアントのダイレクトマーケティングにおける課題に合わせて、通常の媒体(全国紙、テレビCMなど)から地方紙、エリア限定誌などのニッチな媒体まで多様かつ最適な媒体や手法を提案してEC支援を行う。18年12月期の「広告マーケティング」の売上高は28億1,800万円(前期比26%増)を見込む。

上場に際して調達した資金は、「RESULTシリーズ」の機能強化などシステムの投資費用、事業拡大のための人員の増員および採用関連費用、借入金の返済に充当する予定。

概 要
事業内容ECマーケティングテック事業および広告マーケティング事業
本社東京都渋谷区恵比寿4―20―3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
代表者飛鳥貴雄
設立2004年3月
上場前資本金3億7,558万8,000円
発行済株式数348万1,840株(上場時)
筆頭株主FLYING BIRD(上場前28.15%)
公募株式数350,000株
売出株式数90,000株(このほかオーバーアロットメントで44,000株)
初値5,030円(97.2%高)
公開価格2,550円(11月30日)
ブックビル仮条件2,350円~2,550円(11月20日)
ブックビル期間11月22~29日
引受証券SBI(主幹事)、SMBC日興、みずほ、藍澤、岩井コスモ、むさし、楽天、極東、東洋
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2016/125,869百万円90百万円45.28円―円
2017/127,291百万円32百万円10.50円―円
2018/12(予想)10,953百万円350百万円101.32円―円
※1株利益は、2018年8月に行った1対40株式分割を考慮

[本紙11月19日付2面]

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