☆新規上場紹介 オーウエル 12月13日 東証2部 塗料など生産財の専門商社(2018年11月20日)

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オーウエル(7670)が12月13日、東証2部に新規上場(IPO)する。

同社は塗料など生産財の専門商社。1943年の創業以来、産業用塗料で常に販売高トップの実績を上げている。

現在は、塗料販売を通じて培ったさまざまな業界とのつながりを生かし、事業を多角的に展開。事業セグメントは塗料関連事業、電気・電子部品事業に分かれ、売り上げ構成比はそれぞれ78%、22%(2018年3月期実績)。

塗料関連事業では、主に塗料の選定、塗装仕様、塗装工法、塗装環境などに関し、顧客の課題解決に寄与する商品、サービスを提供している。例えば、新工場の建設時にはライン設計段階からアドバイザーとして同席し、塗装装置・機器の検討に参加。ライン条件に合致した塗料仕様の検討や装置開発、塗装ラインの工事請負などを行う。

なお、塗料業界の中で最も高い品質が要求される自動車業界で同社の薄膜形成技術が採用されており、主要顧客業界の1つに自動車業界がある。

電気・電子部品事業では、磁界の変化や動きを検出し、被計測体の位置や回転を検知するセンサーである「ホールIC」「LED(発光ダイオード)照明製品」を扱う。ホールICは専業的な代理店として事業拡大を行い、車載用途では変速制御センサーやブレーキ制御、ステアリング制御、エンジン制御に採用実績がある。

一方、LED照明製品は看板、工場構内の照明、植物プラント向け、組み込み市場向け製品を設計・開発し、協力工場にて製造し、同社ブランドで販売している。

上場に伴う自己株式処分で調達した資金は、設備投資、子会社への出資、運転資金、借入金の返済に充てる予定。

概 要
事業内容塗料、表面処理剤、塗装関連機器・設備、意匠・保護フィルムなどの販売、電気・電子部品などの販売、付帯する各種工事の請負および設計・監理
本社大阪市西淀川区御幣島5―13―9
代表者飛戸克治
設立1943年11月
上場前資本金8億5,786万円
発行済株式数10,500,000株(上場時)
筆頭株主オーウエル従業員持株会(上場前16.27%)
公募株式数1,628,000株(自己株式の処分)
売出株式数オーバーアロットメントで244,200株
初値855円(14.0%高)
公開価格750円(12月5日)
ブックビル仮条件700円~750円(11月26日)
ブックビル期間11月28日~12月4日
引受証券大和(主幹事)、野村、三菱UFJモルガン・スタンレー、SMBC日興、みずほ、SBI
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2017/363,457百万円1,265百万円89.36円10円
2018/363,750百万円1,337百万円95.45円12円
2019/3(予想)67,000百万円1,480百万円109.09円20円

[本紙11月21日付2面]

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