☆新規上場紹介 Kudan 12月19日 マザーズ 人工知覚技術を開発(2018年11月27日)

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Kudan(4425)が12月19日、マザーズに新規上場(IPO)する。

機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当するAP(人工知覚)アルゴリズムの研究開発、ライセンス提供を行っている。

APはカメラなどのイメージデバイスの出力からセンシング情報を直接的に取得するだけでなく、それらの情報をソフトウエアが数理的に処理し、立体感(方向・距離・大きさなど)や運動感覚(位置・移動など)をリアルタイムに把握をして記憶(既知の知覚情報)と照合するまでの一連の処理を指し、人間の「眼」と同様に高度な視覚能力を与えるもの。

APの基幹技術であるSLAMを独自開発し、ソフトウエアライセンスをさまざまな先端技術企業に提供している。SLAMはコンピュータが現実環境における自己位置推定と3次元立体地図作製を同時に行う技術。

同社の代表取締役である大野智弘氏が2011年にKudan Limited(現在は同社の子会社)を英国に設立し、SLAM技術の独自の研究開発を行ってきた。業容拡大を目的に14年に同社が設立された。

18年3月期から、「KudanSLAM」の提供を開始。次の3つの領域で顧客開拓を行っている。①AR(拡張現実)、VR(仮想現実)の応用領域=光学センサー、MR(複合現実)グラス、通信機器、コンピュータゲーム制作など。②ロボティクス、IoT(モノのインターネット)の領域=光学機器ー、重工・産業用ロボット、電気機器など。③自動車や地図向けの応用領域=自動車部品、デジタル地図など。

上場に際して調達した資金は研究開発のための人件費など、米国や中国を中心としたライセンス販売拡大のための事業展開に充当する予定。

概 要
事業内容人工知覚技術の研究開発およびソフトウエアライセンスの提供
本社東京都新宿区新宿6―27―45
代表者大野智弘
設立2014年11月
上場前資本金2億6,135万5,000円
発行済株式数6,866,200株(上場時)
筆頭株主大野智弘(上場前52.98%)
公募株式数123,000株
売出株式数47,900株(このほかオーバーアロットメントで25,600株)
初値
公開価格12月11日に決定
ブックビル仮条件3,260円~3,720円(12月3日)
ブックビル期間12月4~10日
引受証券SMBC日興(主幹事)、みずほ、いちよし、大和、マネックス、エース、岡三、丸三
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2017/388百万円▼90百万円
2018/3204百万円4百万円0.57円
2019/3(予想)363百万円100百万円14.99円
※1株利益は2018年9月の1対200の株式分割を考慮

[本紙11月28日付2面]

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