☆竹中三佳の株Catch one’s eye Part.80 ワンコインランチ(2015年03月20日)

先日ランチをした際、友人が店員さんにスマートフォン(スマホ)を見せ何やらコソコソしていたので、何をしていたのか尋ねると、食べログの新しい有料サービス「ワンコインランチサービス」を利用したとのこと。スマホで「ワンコインランチクーポン」を提示するだけで通常1,000円前後のランチが1コイン500円になるそうで、実際の会計時に、私は通常の1,200円を支払ったのに対し彼女は500円。なんだか納得のいかないままお店を後にしました。

月額500円を支払えばサイトに掲載されている約200店舗の限定ランチを500円で食べることができるこのサービス。「同じお店は月に一度しか利用できない」「各店舗限定数が設けられている」などいくつかの制約はあるそうですが、彼女いわく、自分が働く渋谷周辺は掲載されているお店も多く、限定数が売り切れたかどうかもスマホで簡単に確認ができるので、ランチの新規開拓にとても重宝しているとのこと。何より今まで平均1,000円程度掛かっていた1日のランチ代が半額になったことで月額分サイト料の元はしっかり取れていると鼻息を荒くしながら話してくれました。

現在は渋谷、新宿など東京都心エリアに試験的導入、今後、エリア、掲載店舗数を随時拡大し、全国規模での展開を目指す「ワンコインランチサービス」。カカクコム(2371)はこの食べログ事業の再拡大もあり、2015年第3四半期(4-12月)の四半期純利益は前年同期比20.7%増、通期の当期純利益は前期比20.3%増で110億円予想。新ランチサービスが来期業績の成長にどこまで貢献するかに注目しています。

【編集委員Zのコメント】
途絶えることなく成長を求められるのが新興企業で、カカクコムはそのマーケットの要求に応えて成功している企業の一つと言えるでしょう。株価2,000円近辺は13年秋以降の同社株にとって上値のフシです。これを完全に抜け切ると相場は大きそうです。

[本紙3月23日付1面]

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