[電機セクター] 日興シティグループ証券では民生用エレクトロニクスと電子部品を格下げしたが、ロームは注目。
日興シティグループ証券は5月19日の電機業界のレポートで、総合電機・半導体の短期株価見通しは「やや弱気」を継続と報告。来期の業績回復を織り込んでも割高な銘柄もみられ、上値は限定的と解説。東芝(6502)とNECエレクトロニクス(6723)は「3H(=売り/高リスク)」の判断。
富士通(6702)の投資判断は「2H(=中立/高リスク)だが、半導体のファブライト化により、最大の収益変動リスクが取り除かれた。IT関連事業への注力方針は明確であり、中長期で注目と紹介。
民生用エレクトロニクスの短期株価見通しは「やや強気」→「やや弱気」へ引き下げ。過去2ヵ月の株価急上昇で予想PBRは1.2倍になり、オーバーシュートも終えた。各社の次期成長戦略の視認性はまだ低いと指摘。
パナソニック(6752)は「2H(=中立/高リスク)」→「3H(=売り/高リスク)」。三洋電機買収によるのれん代にも要注意。
シャープ(6753)はコスト削減プランの内容に不透明感があり「3H」。
ソニー(6758)は「1H(=買い/高リスク)」→「2H(=中立/高リスク)」。株式市場は次期成長戦略を求めていると指摘。
電子部品の短期株価見通しを「強気」→「中立」に引き下げ。7-9月期黒字化を織り込む「黒字化相場」は終焉が近い。
ただ、ローム(6963)は国内正社員数が2008年10月から2010年3月にかけて33%減少の見込みで、外資系顧客開拓戦略がいよいよ奏効しつつあるので注目と解説。
電子材料は短期株価見通しは「やや強気」を継続。液晶部材を中心に需要回復に加え、各社はコスト削減やリストラを強化しており、業績は四半期別で回復局面。日立化成(4217)、JSR(4185)、信越化学(4063)に注目と解説。(W)
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