[インターネット業界] 30〜40代女性層の取り込みが次の成長牽引役に。(日興シティグループ証券)
日興シティグループ証券が6月4日に発表した「インターネット業界」のレポートで、景況感を反映し広告主の広告予算も低調なため、ドワンゴのニコニコ動画の黒字化も半年程度後ろ倒しになっていると解説。
インターネット業界の新たな成長牽引役は30〜40代女性層の取り込みだが、これまでのアパレル、コスメなどをオンラインで購入する動きに加えて、食品もネット利用が増えていると指摘。
楽天市場の売れ筋商品が「おとりよせグルメ」を含め食品にシフトしている。
Amazon.co.jp が昨年10月から「食品&飲料」コーナーを開設した。
カカクコムが12月からワイン、焼酎、日本酒などのドリンク分野に口コミなどのコミュニティサービスを展開。
もう1つの成長牽引役はソーシャルゲームで、これも10代、20代のみならず、30代、40代の取り込みが鍵になると指摘。
【ヤフー(4689)】 「1H(=買い/高リスク)」継続。目標株価4万4千円→4万2千円。
短期的な株価のリバウンドは期待しにくい。広告需要の回復が見られるかどうかが鍵。
【楽天(4755)】 「2S(=中立/スペキュラティブ)」継続。目標株価6万1千円→6万2千円。
TBSの現金化には時間がかかる可能性があるが、楽天市場は堅調。イーバンクのリスクも有価証券の満期保有への切り替えで評価損は発生しても規模は限定的か。
【ミクシィ(2121)】 「2S(=中立/スペキュラティブ)」継続。目標株価47万5千円。
Mixiアプリの本質はモバイルソーシャルゲームと理解しているが、8月以降、詳細が明らかになってくるまでは株価上昇も限定的。
【ディーエヌエー(2432)】 「2S(=中立/スペキュラティブ)」継続。目標株価38万7千円→39万2千円。
ソーシャルゲームによる成長戦略待ち。
【グリー(3632)】 「2S(=中立/スペキュラティブ)」継続。目標株価6,300円→6,400円。
8月の本決算発表時に中期計画など成長戦略を打ち出すかどうかに注目。ゲームのソーシャル化で先行。
【ドワンゴ(3715)】 「1S(=買い/スペキュラティブ)」継続。目標株価33万7千円→30万円。
ニコニコ動画の広告の出足の鈍さで目標株価を引き下げ。ニコニコ動画の6月での単月黒字化は困難な情勢で、黒字化が
見えるまで短期的には株価は上昇しにくい状況。ユーザー数の成長が他のサイトに比較しても非常に速く、1ユーザー当たりの滞在時間が極めて長い。
【カカクコム(2371)】 「2S(=中立/スペキュラティブ)」継続。目標株価41万5千円→44万2千円。
カルチュア・コンビニエンス・クラブがカカクコムの株式20.31%を取得し、資本業務提携。カルチュア・コンビニエンス・クラブのポイントカード会員3,230万人のカカクコムへの誘導など提携内容の評価が今後の焦点。
【ぐるなび(2440)】 「1S(=買い/スペキュラティブ)」継続。目標株価31万円。
正会員獲得と、ビギナー会員(平均単価1万円前後)からスタートプラン(月額3万円)へのシフトは好調に推移している模様。
(W)
関連ニュース
- ディー・エヌ・エー(2432) みずほ証券でアンダーパフォーム→アウトパフォーム。情報爆発時代の先導企業として評価。(8月31日 9:10)
- カカクコム(2371) 収益は上期より下期が大きくなる。(東海東京調査センター)(8月27日 9:20)
- ぐるなび(2440)は4営業日続伸 外部環境の不透明感で内需・ネット関連株物色の流れ続く(8月26日 10:58)
- ヤフー(4689) みずほ証券でニュートラル→アウトパフォームに引き上げ。(8月26日 9:14)
- カカクコム(2371)は東証1部上昇率4位で前場を終了 円高進行で好業績内需関連株に物色シフト(8月24日 11:00)
- [情報通信技術活用新時代に向けて] (立花証券)(8月24日 10:21)
- ディー・エヌ・エー(2432)は大幅続落 8月以降の月次動向発表取りやめ、情報開示姿勢の後退を売り材料視(8月23日 12:43)
















