日立(6501)のスピーディなグループ企業再編を評価。(メリルリンチ証券)
7月27日の日経新聞に日立(6501)が、日立プラントテクノロジー(1970)、日立マクセル(6810)、日立情報システムズ(9741)、日立ソフトウェアエンジニアリング(9694)、日立システム&サービス(3735)の上場5社を完全子会社化するという記事が掲載された。
メリルリンチ証券ではスピーディな組織改革の実行を評価したいと述べているが、日立グループは依然として上場関係会社16社、連結子会社943社もあり、中途半端な持株比率の関係企業が多いため、更なるグループ企業の再編が求められると指摘。
また、先行して上場子会社の完全子会社化を行ったソニーやパナソニックの業績が低迷しているように、完全子会社化は収益改善に直結するものではないことや、日立は前期に7,873億円の最終赤字と、製造業で過去最大の赤字を出すなど業績悪化が著しいため、更なるリストラが求められると解説。
金融庁の金融審議会が6月10日にまとめた「上場会社等のコーポレート・ガバナンスの強化に向けて」との報告書でも、上場子会社の問題点が指摘されていた。株式持合の開示強化を含めて、この報告書で指摘された内容が順次実行に移されるだろう。
民主党は政権奪取後に「公開会社法」(監査役会に従業員代表の選任を求めるなど)を制定するとしているため、今後コーポレート・ガバナンス規制がどのように変わるか注目されると解説。(W)
関連ニュース
- [電機セクター] 日立製作所は反発 「米HDD子会社の上場幹事内定」報道を好材料視(9月1日 15:15)
- 日立製作所(6501)はシティグループの目標株価引き下げを嫌気 「事業ポートフォリオ転換の難しさ、今後1年程度の変化は限定的」(8月24日 13:56)
- 日立製作所(6501)は6日ぶりに反発 「第1四半期業績は予想を上回る見通し」会長コメント報道で先回りの動き強まる(7月23日 14:59)
- 日立(6501) 業績の大幅な悪化リスクは以前よりも限定的。(大和証券キャピタルマーケッツ)(6月8日 9:37)
- 日立製作所(6501)は急落 「英国の鉄道車両1兆円事業、発注取りやめの可能性浮上」報道で収益先行きを警戒(6月7日 10:31)
- 日立製作所(6501)は5日ぶりに反落して前場を終了 中期経営計画発表も、短期的な材料出尽くし感広がる(6月1日 11:00)
- 日立製作所(6501)は年初来高値を更新 「社会インフラ好調、前期営業利益は3割増の公算」報道を好材料視(4月19日 13:32)
















