ソニー(6758) ミラーレス一眼レフカメラの好調で円高影響を吸収可能。(JPモルガン証券)
JPモルガン証券は7月27日付けで、ソニー(6758)の投資判断を「Neutral」→「Overweight」へと引き上げ、目標株価も3,000円→3,150円へと高めた。
昨年までに実施した構造改革の効果や、ミラーレス一眼カメラのヒット、新興市場向け液晶テレビの好調などにより、円高による収益マイナスの影響を吸収できる可能性が高いと予想。
また11年度もテレビ、デジタルイメージングの採算性改善、構造改革費用の減少で増益が続き、ROEは約6%に回復(10年度は約3%)が見込まれること、ソニー製品に対するロイヤリティの高い顧客の囲い込みが進展し、価格競争以外の競争条件での差別化が進展していく可能性が高まることを考慮すると、PBR1倍割れの現状株価は割安と判断。
29日発表予定の第1四半期決算については、証券側では営業利益141億円を予想(従来予想は89億円の赤字)へと上方修正。公表はないものの、会社計画に対しては300億円〜400億円の上振れになったと推定。
通常の一眼レフに比べると小型軽量であること、他社のミラーレス型と比べるとCMOSセンサーが大型で高画質であることが評価され、今年6月から発売されたミラーレス一眼αNEXシリーズは好調な出だしとなっており、証券側では同社一眼レフは10年度170万台(前年比70%増)に対して、12年度には220万台、営業利益は10年度50億円の赤字から、12年度には営業利益350億円に拡大すると予想している。
証券側の業績予想では、11年3月期営業利益2,073億円(前期比6.5倍)、1株利益75円30銭。12年3月期営業利益3,570億円(前期比72.2%増)、1株利益168円30銭。13年3月期営業利益4,230億円(前期比18.5%増)、1株利益209円30銭。 (H)
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