TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 全面高で2万7,000円台回復。ファーストリテやソニー、商社が高い
速報・市況2022年10月14日

☆[概況/前引け] 全面高で2万7,000円台回復。ファーストリテやソニー、商社が高い

前引けの日経平均は903円高の2万7,141円、TOPIXは47ポイント高の1,902ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,790、下落銘柄数は37。出来高は6億6,585万株、売買代金は1兆6,595億円。
米国で9月の消費者物価が予想を上回り、米国株は安寄りしたが、英国債利回りの低下を受けて、米国債利回りの上昇が一服したため、米国株は買い戻しが入り大幅高となった。
英国債利回りが低下したのは、トラス首相の大型減税案は財源の裏付けがないため、撤回を含めた方向転換を検討と報じられたことが要因。

日経平均は2万7,000円台を回復し、全面高となった。
ファーストリテイリングが今期も2ケタ営業増益予想で買われ、ソニーグループ(6758)はホンダとの電気自動車新会社のソニー・ホンダモビリティで2025年に自動運転の電気自動車を発売すると発表したことで高い。
その他、伊藤忠や三井物産などの商社が上げも目立った。
下落した銘柄は僅少だったが、大黒天物産は第1四半期が大幅減益で急落し、ホギメディカルは7~9月期が11%営業減益だったことで売られた。

業種別上昇率上位は精密、卸売、電機、ノンバンク、医薬品で、下落業種はなし。(W)

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