前引けの日経平均は175円安の2万8,107円、TOPIXは15ポイント安の2,002ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は379、下落銘柄数は1,366。出来高は6億2,388万株、売買代金は1兆3,770億円。
中国では新型コロナ感染者数が、26日まで4日連続で過去最高を更新した。ゼロコロナ政策で景気が悪化し、感染拡大も防げないため、香港株と上海株が続落となり、日経平均も下げ幅を拡大し、2万8,000円に接近した。TOPIXは一時2,000ポイントを下回った。
レーザーテックや三井住友、日本製鉄が売られ、住友不動産などの不動産株も安い。
野村総研はジャフコグループが全株を売却することで下落したが、ジャフコグループは売却代金を原資に自社株買いを予定していることで急騰した。
一方、買われている銘柄は乏しいが、日医工は操業継続へ2工場売却と報じられ、急騰した。
富山第一銀行が大幅続伸。
量子コンピューター関連のフィックスターズ(3687)の上げが目立った。
業種別下落率上位は鉄鋼、鉱業、不動産、銀行、卸売で、上昇業種はなし。(W)