大引けの日経平均は713円高の4万281円、TOPIXは34ポイント高の2,801ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,362、下落銘柄数は250。出来高は21億3,623万株、売買代金は4兆3,282億円。
日経平均は700円を超える上げ幅。
新年受け渡しで新NISA(少額投資非課税制度)による買い期待や、先日判明したホンダと日産の経営統合協議に続いて、ニデックが牧野フライス(6135)に同意なきTOB(株式公開買付)を発表したため、業界再編型の経営統合が増えると期待された。
ニデックでは、マシニングセンターや放電加工機などを強みとする牧野フライスと、旋盤や歯車機械、大型機を持つニデックの製品・技術を補完して相乗効果を創出できるほか、ニデックの資金力を生かした開発投資や拠点展開なども可能になると訴えている。
DeNAはゲーム事業の10~12月期の売上収益が大幅増となり急騰した。
科研製薬はジョンソン&ジョンソンにアトピー性皮膚炎や喘息向けの治療薬候補のライセンス供与と第3者割当を実施することで買われた。
さくらインターネットはラビダスが協業検討と報じられ高い。
一方、日産は「ホンダとの統合比率はおよそ5対1が協議の出発点となりそうだ」と報じられことで下落した。
業種別上昇率上位は電力ガス、鉄鋼、電機、医薬品、サービスで、下落は鉱業、ゴム。(W)