TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 薄商いだったが続伸。政府が明日、「グリーン成長戦略」を発表するため、クリーンエネルギー関連が高い。ソフトバンクGとSBIは下落
速報・市況2020年12月24日

☆[概況/大引け] 薄商いだったが続伸。政府が明日、「グリーン成長戦略」を発表するため、クリーンエネルギー関連が高い。ソフトバンクGとSBIは下落

大引けの日経平均は26,668.35円の143.56円高、TOPIXは1,774.27ポイントの9.06ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,468、値下がり銘柄数は615。出来高は8億7,840万株、売買代金は1兆6,122億円。
海外投資家がクリスマス休暇の影響で薄商いだったが、日経平均は続伸となった。
米国の追加経済対策はトランプ大統領が法案署名を拒否しても議会が3分の2以上の賛成多数で再可決すれば成立するため、不安心理が和らいだ。
指数寄与度の高いファースリテイリングが買われ、米国で長期金利上昇による利ザヤ拡大期待で金融株が買われた流れを引き継ぎメガバンクが高い。
政府が明日、「グリーン成長戦略」を発表するため、再生可能エネルギーのレノバや水素関連の川崎重工と木村化工機が物色された。洋上風力発電関連の日立造船は上昇トレンドが続いた。
IHI(7013)はJPモルガンが投資判断を「Neutral」→「Overweight」に引き上げたことで買われた。航空エンジン需要はスペアパーツ中心に緩やかに持ち直すと予想し、航空不況に耐えうる財務体質として賃貸不動産の含み益の活用に期待感を示した。
一方、中国当局がアリババの調査開始でソフトバンクグループが売られ、米SECが暗号資産(仮想通貨)のリップル社を提訴したため出資しているSBIは急落した。
日野自動車は来年9月末まで北米2工場の生産を停止すると発表し大幅安となった。
業種別上昇率上位は鉱業、鉄鋼、非鉄、銀行、空運で、下落は情報通信と証券。

関連記事