12時38分時点の日経平均は176円高の4万1,367円、TOPIXは19ポイント高の2,914ポイント。
Real Clear Politicsによると、大統領選挙の賭け状況は6月26日時点でバイデン現大統領が35.7%、トランプ大統領が51.7%と、両者の乖離は16.0%ポイントだったが、7月15日時点ではバイデン現大統領が18.3%、トランプ大統領が66.0%と、両者の乖離は47.7%ポイントへ急拡大している。
トランプ大統領が再選すると他国に軍事費の負担増加を求めるという見方から三菱重工や川崎重工が高い。
また、トランプ氏は石油を掘りまくってエネルギーコストを下げることを目指していて、再生可能エネルギー政策を批判しているため、東証では石油株が物色されている。
米国のインフラ整備で恩恵を受けるという見方からコマツも上昇。
建機用の油圧回路に用いるフィルターを製造しているヤマシンフィルタも買われた。
一方、竹内製作所(6432)は第2工場で16日の朝に火災が発生したため売られた。
業種別上昇率上位は証券、石油、銀行、保険、機械で、下落率上位は繊維、空運、紙パルプ、医薬品、小売。(W)