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速報・市況2022年6月7日

☆[概況/後場寄り] 若干上げ幅を拡大。防衛関連の豊和工業と東京計器が高い

12時37分現在、日経平均は143円高の2万8,059円、TOPIXは15ポイント高の1,954ポイント。
立花証券では、米国は金融引き締めが経済や企業業績にブレーキをかけてしまうが、日本は金融緩和が追い風の状況が継続していると解説。
金利上昇が見込まれる米国では、企業が自社株買いに回していた資金を借金返済に充てることが予想されるので、株式市場の好需給は見込みづらい。
一方、日本企業は今年4月~5月の2カ月間で昨年の約2倍の自社株取得枠を設定しており、今後も自社株買いによる好需給が期待できると指摘。
また、日本では低金利が継続しており、「債券利回り」を上回る「株式益回り」に着目した買いも増えてくるだろうと予想している。
株式益回りは1株利益を株価で割ったもので、PERの逆数となる。

後場の日経平均は前引けに比べて若干上げ幅を拡大。
TDKや京セラが買われ、防衛関連の豊和工業と東京計器(7721)が高い。
一方、レーザーテックやアドバンテストは売られ、ベネフィット・ワンやLITALICOなどのサービス株の一角が安い。

業種別上昇率上位は鉱業、輸送用機器、機械、銀行、非鉄で、下落は空運、陸運、不動産が安い。(W)

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