10時8分時点の日経平均は145円安の3万6,671円、TOPIXは14ポイント安の2,576ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は395、下落銘柄数は1,190。出来高は8億606万株、売買代金は1兆9,294億円。
日経平均は276円安の3万6,556円を安値にやや下げ幅を縮めたが、3連休を控え、戻りも鈍い状況のようだ。
円高を受けてトヨタが売られ、昨日買われたさくらインターネットとNECも利食い売りで反落した。
ビジョナルは「ビズリーチ」の増収率が前期の18%から今期は15%に下がる計画だが、決算説明会で達成は容易ではないと説明したため、大幅安となった。
一方、米国でエヌビディアの4日続伸を受けて、レーザーテックやディスコが反発した。
ソシオネクストは為替前提が1ドル=130円のため上振れが期待された。
パワー半導体メーカーのサンケン電気(6707)は、エフィッシモキャピタルが保有比率を25.36%→26.98%に引き上げたことで関心を集めた。
エフィッシモは旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンドで、シンガポールに拠点を置いている。
前日のIHIの急騰に触発され、川崎重工が本日は物色された。
業種別下落率上位は保険、電力ガス、ゴム、輸送用機器、食品で、上昇は海運、機械、鉱業、空運。(W)