10時0分時点の日経平均は176円高の2万7,332円、TOPIXは8ポイント高の1,909ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,174、下落銘柄数は540。出来高は2億9,017万株、売買代金は7,211億円。
日経平均は寄り付きの買い一巡後に下げ幅を縮めた場面もあったが、すぐに切り返し上げ幅を広げた。
ソフトバンクグループとファーストリテイリングが買われ、セブン&アイやエーザイも高い。九州電力の原発再稼働の前倒しを受けて、東京電力や北陸電力など他の電力株も物色された。
一方、シマノ(7309)はゴールドマン・サックス証券が「中立」→「売り」に引き下げたことで下落した。2024年12月期は自転車需要減速の影響を受けるとみていることが理由。
クレディセゾンは村上世彰氏が関わる投資会社のシティインデックスイレブンスが保有株の一部を売却したことが判明し、大幅安となった。
業種別上昇率上位は電力ガス、小売、繊維、精密、水産農林で、下落は鉱業、海運、ノンバンク、鉄鋼。(W)