2時11分時点の日経平均は186円高の2万6,160円、TOPIXは6ポイント高の1,881ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,055、下落銘柄数は697。出来高は7億7,595万株、売買代金は1兆9,378億円。
後場の日経平均は上下の値動きが乏しい状態。
米国の金融引き締めの減速期待による株高期待に日本株が追随し難いと見られているのは、日米金利差の縮小観測による円高が予想されるためといった解説が聞かれた。
東京エレクトロンが堅調で、日本郵船が上げ幅を拡大。
米国の金融引き締め減速期待によるグロース株への資金シフトを受けて、メドレーが後場一段高となった。
一方、武田薬品と第一三共が売られ、KDDIが安い。
障害者雇用支援のエスプール(2471)がストップ安。共同通信が「障害者雇用『代行』急増しており、大半の企業の本業は農業とは無関係で、障害者を雇うために農作物の栽培を開始。作物は社員に無料で配布するケースが多い。違法ではないが『障害者の法定雇用率を形式上満たすためで、雇用や労働とは言えない』との指摘が相次ぎ、国会も問題視」と報じたことが警戒された。
業種別上昇率上位は鉄鋼、海運、機械、ガラス土石、非鉄で、下落率上位は電力ガス、医薬品、水産農林、サービス、銀行。(W)