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IPO2020年3月6日

新規上場紹介 NexTone 3月30日、マザーズ 音楽著作権エージェント

NexTone(7094)が3月30日、マザーズに新規上場する。

音楽分野の著作権管理を中心に、国内外の音楽配信プラットフォームに向けた音源供給サービス、企業キャンペーンや各サービスでの音楽コンテンツ利用のサポートなどを行っている。JASRAC(日本音楽著作権協会)の対抗軸となる存在。

著作権・原版処理などの権利処理ノウハウを落とし込んだ、透明性が高い独自の著作権管理システム「PlayN」を構築・運用している。デジタルコンテンツディストリビューション(DD)サービスでは、音楽配信プラットフォームへの原版供給に加え、YouTubeにおけるコンテンツマネージメントサービスも提供。このほか音楽コンテンツと企業の架け橋となるキャスティングサービスや音楽出版社に向けた実務代行サービスなど、著作物や音楽コンテンツの“管理”と“利用促進”を融合させたサービスを複合的に展開している。利用促進関連の売上高は2015~19年3月期の5年間で約3倍に拡大した。

著作権に関する4つの支分権のうち、「演奏権等」については未進出。演奏権は現在の音楽著作権市場の約20%を構成しており、今後さらなる成長が見込まれる。さらに管理手数料率の高さが魅力であり、同社も営業体制・管理体制などの環境が整い次第、同領域に進出したい考え。また、グローバルに展開する配信事業者を対象に同一条件を前提とした直接許諾契約を検討するなど、海外徴収領域の強化にも意欲的。当面は著作権等管理事業の成長に経営資源を投入する方針。

概要

●事業内容=著作権等管理事業、デジタルコンテンツディストリビューション事業、キャスティング・コンサルティング事業など
●本社=東京都渋谷区広尾1-1-39
●代表者=阿南雅浩代表取締役CEO
●設立=2000年9月
●上場前資本金=8億1,976万2,000円
●発行済み株式数=307万9,000株(上場時)
●筆頭株主=エイベックス・ミュージック・パブリッシング(上場前26.48%)
●公募株式数=37万5,000株
●売出株式数=55万700株(ほかにオーバーアロットメントによる売出が13万8,800株)
●仮条件=3月11日に決定
●ブックビル期間=3月12日から18日まで
●引受証券=SMBC日興(主幹事)、岡三、東海東京、SBI、マネックス

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2018.3 2,331 103 26.90 0
2019.3 3,239 186 47.93 0
2020.3(予) 4,302 267 63.96 0
※単位100万円、1株利益は円