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概況/米国市場2020年12月2日

☆12月1日の米国株式市場は、NYダウ0.63%高、ナスダック1.28%高、S&P500 1.13%高

12月1日の米国株式市場でNYダウは反発した。
中国財新11月製造業購買担当者景気指数が10年ぶりに高水準となったことやペンス副大統領が各州知事に対し新型コロナワクチンの配布は12月第3週に始まる可能性を伝えたことで、NYダウは朝方は444ドル高となった。
だが、米国11月ISM製造業景気指数が57.5と10月の59.3から低下し、市場予想の58.0も下回ったため、買い一巡後に伸び悩んだ。

ナスダックも反発し、最高値を更新した。
電気自動車メーカーのテスラはS&P500への新規採用について、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが時価総額の大きさを考慮し、一括採用とすべきか、2段階に分けての採用にすべきを検討していたが、12月21日に一括採用することになったため上昇した。
半導体メーカーのマイクロン・テクノロジーは第1四半期(9~11月期)の業績上方修正が好感された。
一方、Web会議システムのズームビデオは粗利益率の低下がマイナス視され急落した。

NYダウ工業平均は前日比185.28ドル高(0.63%高)の29,823.92ドル。ナスダック総合指数は前日比156.37ポイント高(1.28%高)の12,355.11。S&P500指数は前日比40.82ポイント高(1.13%高)の3,662.45。   

NYダウ採用銘柄はアップル、トラベラーズ、インテルなどが買われ、セールスフォースや3M、マクドナルドなどが売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は23銘柄、下落は7銘柄。

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