前引けの日経平均は25円高の3万7,356円、TOPIXは0.3ポイント安の2,709ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は948、下落銘柄数は610。出来高は8億8,640万株、売買代金は2兆3,060億円。
トランプ大統領の施政方針演説が11時過ぎから始まったが、開始前から様子見姿勢でもみ合いとなった。
米国の国防次官候補が日本の防衛費増額のペースは「あまりにも遅過ぎる」と注文を付けたため、川崎重工とIHIが買われた。
米国の商務長官はメキシコとカナダ製品に関し、関税の軽減に向けた道筋を5日にも発表する可能性があると述べたため、トヨタも買われた。
DMG森精機(6141)は三井住友トラスト・アセットマネジメントと日興アセットマネジメントの3社による持ち株比率の上昇を受け、大幅高となった。
一方、東京海上やみずほなどの金融株が売られた。
コナミは大和証券によるレーティング引き下げが響いた。
業種別上昇率上位は非鉄、輸送用機器、繊維、金属、海運で、下落率上位は保険、サービス、空運、精密、銀行。(W)