前引けの日経平均は30,250.83円の232.91円高、TOPIXは1,943.72ポイントの14.77ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,673、値下がり銘柄数は442。出来高は6億4,820万株、売買代金は1兆2,612億円。
米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンが1回の接種でも高い予防効果が得られたというイスラエルの研究結果が18日に発表された。
2回の接種が求められているが、1回でも予防効果が高ければ、多くの人に接種できるという見方から経済の正常化が期待され、週明けの日経平均は反発を強めた。
ソフトバンクグループが買われ、米国半導体株高を受けて東京エレクトロンも高い。マネックスが急反発し、三菱UFJFGも買われた。
ANAや日本航空、HISやグルメサイト運営のぐるなびも物色された。
その他、フジクラ(5803)や三井金属などの非鉄株も景気回復期待で上昇した。
沢藤電機は新型コロナウイルスワクチンの輸送用保冷庫を開発したことで急騰した。
一方、ダイキン工業やダイフク、テルモ、オリンパスは売られた。
業種別上昇率上位は空運、非鉄、金属、海運、鉱業で、下落は精密、その他製品、食品、医薬品。