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速報・市況2019年9月10日

☆[概況/前引け] 上海株反落が重石となり伸び悩み

前引けの日経平均は21,360.15円の41.73円高、TOPIXは1,557.27ポイントの6.16ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,353、値下がり銘柄数は710。出来高は6億8,936万株、売買代金は1兆720億円。
NYダウ4日続伸を受けて、日経平均は6日続伸となったが、上海総合指数が7日振りに反落したことが重石となり、伸び悩んだ。
米国で長期金利上昇により金融株が買われた流れを引き継ぎ、三菱UFJFGを先頭にメガバンクが高い。
日産自動車は西川社長の辞任を発表したが、アク抜けへの期待から買われた。
中国通信機器最大手のファーウェイへの輸出規制の緩和などを条件に中国が米国の農産物の購入増を提案したという報道で、昨日の米国ではキャタピラーなどの中国関連株が買われたため、コマツも物色された。
ノムラシステム(3940)は大手広告代理店のグループ企業からRPA(ロボットによる業務の自動化)開発を受注したと発表し、急騰した。
半面、ソニーが反落し、アドバンテストが続落となり、第一三共や日本新薬といった医薬品株が安い。
その他、カプコンやバンダイナムコなどゲーム関連の下げも目立ち、ネットワンやCTCといった情報ソフトも軟調だった。
業種別上昇率上位は石油、銀行、証券、鉄鋼、鉱業で、下落率上位は医薬品、サービス、精密、不動産、陸運。

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