TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 半導体関連株が騰勢を増し、日経平均は11時前から上昇を強めた。川崎重工も買われ、石油関連が続伸。オリンパスは売られ、電力株は反落
速報・市況2021年1月13日

☆[概況/前引け] 半導体関連株が騰勢を増し、日経平均は11時前から上昇を強めた。川崎重工も買われ、石油関連が続伸。オリンパスは売られ、電力株は反落

前引けの日経平均は28,325.95円の161.61円高、TOPIXは1,860.20ポイントの2.26ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,057、値下がり銘柄数は1,016。出来高は6億529万株、売買代金は1兆2,807億円。
円高を受けて、日経平均はもみ合いで始まったが、半導体関連株が騰勢を増したことを受けて、11時前から上昇を強めた。
ホンダが半導体の調達難に伴い、国内だけでなく、北米でも減産に踏み切る方針を明らかにしたため、東京エレクトロンやルネサスエレクトロニクスなどが高い。
ソフトバンクグループとファーストリテイリングも買われ、水素関連の川崎重工は昨年来高値を更新した。
原油高を受けて石油関連株が続伸し、海運株も高い。
技研製作所は好決算で、PR TIMESは通期予想を上方修正しストップ高となり、インターアクション(7725)は今期9.7%営業増益予想で急騰した。
半面、エムスリーは続落となり、オリンパスはバリューアクト・キャピタルの持ち株比率低下で売られた。
卸電力価格の高騰は減益要因になるという見方で、関西電力は売られた。
業種別上昇率上位は石油、鉱業、海運、金属、情報通信で、下落率上位は電力ガス、医薬品、精密、不動産、紙パルプ。

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