前引けの日経平均は22,381.22円の386.18円高、TOPIXは1,567.90ポイントの18.68ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,422、値下がり銘柄数は669。出来高は5億616万株、売買代金は9,039億円。
米国株反発が好感され、東証も買い戻しが入ったが、新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため、上値追いは控えられ高寄りした水準での推移となった。
ただ、中国が「香港国家安全維持法案」を可決したが、前日に下落した香港株が本日はあまり動揺を示さなかったため、東京市場への影響はほとんど見られなかった。
ファーストリテイリングが買われ、日本電産が高い。
商船三井や日本製鉄、住友電工などの非鉄株や東京海上など昨日の業種別下落率上位が巻き返した。
ボーイングが墜落事故により運航を停止していた小型機「737MAX」の試験飛行を開始したため、ボーイング関連のジャムコ(7408)が高い。
アース製薬は業績上方修正が好感された。
一方、レーザーテックはみずほ証券による格下げで下落した。
GMOクラウドは手仕舞い売りに押され、大幅続落。
アンリツも安い。
業種別上昇率上位は海運、鉄鋼、非鉄、保険、空運で、下落は医薬品。