前引けの日経平均は471円高の3万1,072円、TOPIXは31ポイント高の2,255ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,515、下落銘柄数は125。出来高は6億7,665万株、売買代金は1兆7,705億円。
前日の米国株は続落となったが、日経平均は前日に668円安となったためリバウンド狙いの買いが入った。
東証が26日に発表した空売り比率は48.1%と7月10日以来、3カ月半ぶりの高水準になったため、買い戻しが期待された。
第一生命経済研究所では、10月の東京都区部の消費者物価についてピークアウトを示唆していると指摘した。
富士通は7~9月期の利益改善が好感され、大幅高となった。
メガバンクや川崎汽船が買われた。
KOKUSAI ELECTRIC(6525)は岩井コスモ証券が投資判断を新規に「A」で、目標株価を2,730円と発表した。
一方、武田薬品は新薬の開発中止による減損処理で業績予想を下方修正したため売られた。
イビデンは下期大幅下方修正で下落し、ネットワンシステムズは業績下方修正で急落した。
業種別上昇率上位は海運、非鉄、金属、証券、銀行で、下落は医薬品、電力ガス。(W)