前引けの日経平均は28,849.01円の392.42円高、TOPIXは1,880.40ポイントの16.00ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,172、値下がり銘柄数は899。出来高は6億5,128万株、売買代金は1兆4,205億円。
日経平均は上げ幅を拡大。
ソフトバンクグループは、米国政府が中国の電子商取引最大手のアリババ集団など3社について、投資禁止の対象銘柄に追加しない方針を固めたと報じられため買われた。
TDK(6762)や太陽誘電などの電子部品株の上昇が目立った。EMS(電子機器受託製造サービス)世界最大手の台湾フォックスコンが、米アップルのスマートフォン「iPhone12」シリーズの発注を追加されたのを受け、中国河南省鄭州工場で2月の春節(旧正月)休暇を返上で対応することを決めたと報じられたため、電子部品メーカーも受注好調が期待された。
その他、エスプールが大幅高。
一方、日本電産は利食い売りで反落した。
JFEを始めとした鉄鋼株と川崎汽船が安い。
業種別上昇率上位はゴム、証券、情報通信、サービス、銀行で、下落率上位は鉄鋼、海運、空運、紙パルプ、精密。