TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 日銀の国債買い入れオペが連続減額とならず日経平均は下げ幅を縮小
速報・市況2024年5月17日

☆[概況/前引け] 日銀の国債買い入れオペが連続減額とならず日経平均は下げ幅を縮小

前引けの日経平均は138円安の3万8,782円、TOPIXは5ポイント高の2,742ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,001、下落銘柄数は601。出来高は9億2,955万株、売買代金は2兆446億円。
米国で地区連銀総裁から利下げに慎重は発言が相次ぎ、米国株が反落したため、日経平均も反落した。
本日の安値は380円安の3万8,539円だったが、日銀の国債買い入れオペで購入予定額を前回と同じ水準したため、連続減額とならなかったことを受けて、日経平均は下げ幅を縮めた。
メガバンクが買われ、インドで人員を増やすルネサスエレクトロニクスが買われた。
ヨコオはいちよし経済研究所がレーティングを引き上げ大幅高となった。
クスリのアオキ(3549)はオアシスマネジメントが持ち株比率を5.50%→6.83%に引き上げたことが大量保有報告書で判明し、買われた。株主価値を守るために需要提案行為を行うことがあると記載している。
一方、東京エレクトロンやHOYA、SUMCOなど半導体関連が安く、電通グループと博報堂が値下がりとなった。

業種別上昇率上位は銀行、電力ガス、輸送用機器、鉄鋼、石油で、下落率上位は精密、その他製品、化学、非鉄、建設。(W)

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