TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 米雇用統計の発表を控え伸び悩み、TOPIXは小幅安に
速報・市況2019年12月6日

☆[概況/前引け] 米雇用統計の発表を控え伸び悩み、TOPIXは小幅安に

前引けの日経平均は23,361.28円の61.19ポイント高、TOPIXは1,711.22ポイントの0.19ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は1,084、値下がり銘柄数は934。出来高は5億1,126万株、売買代金は8,393億円。
米中通商協議の進展期待で日経平均は一時23,412円(112円高)となったが、今晩発表される11月の米国雇用統計の発表を控え、伸び悩んだ。
エーザイはアルツハイマー病治療薬の共同開発相手の米バイオジェンが、投与した患者の認知機能の低下スピードが2割ほど遅くなったとする臨床試験のデータを学会で発表したことで買われた。
経済対策に河川の氾濫などへの対策が盛り込まれたため、不動テトラや日特建設といった建設株が続伸となった。建設コンサルタントのいであと応用地質(9755)が大幅高。
燃料電池関連の木村化工機が再び物色され、5G関連製品の基板に使われる光硬化樹脂用材料の専用プラントを新設する第一工業製薬も高い。
半面、SUBARUは大和証券がレーティングを「2」→「3」に下げたことで売られ、フルキャストはみずほ証券が「中立」に下げたことで安い。
ABCマートやユナイテッドアローズなど小売株がさえない。
業種別上昇率上位は鉄鋼、建設、証券、ガラス土石、機械で、下落率上位はゴム、紙パルプ、水産農林、その他製品、小売。

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