TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 都への蔓延防止措置と変異ウイルスへの警戒で反落。東芝伸び悩み。東京エレクは持ち直し、信越化学とSMCが高い
速報・市況2021年4月8日

☆[概況/前引け] 都への蔓延防止措置と変異ウイルスへの警戒で反落。東芝伸び悩み。東京エレクは持ち直し、信越化学とSMCが高い

前引けの日経平均は29,620.11円の110.68円安、TOPIXは1,951.62ポイントの15.81ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は259、値下がり銘柄数は1,892。出来高は5億7,038万株、売買代金は1兆2,645億円。
政府が東京都に蔓延防止措置を適用する方針や、変異ウイルスの拡大予測が警戒され、日経平均は反落。
東芝は英ファンドが買収提案を1株5千円程度で示したと報じられ、高寄りしたが、伸び悩んだ。
三菱UFJFGやマネックスが売られ、日本航空とANAが安い。
日産は半導体不足による減産が報じられ下落した。
東レは炭素繊維複合材料事業の赤字継続を予想した三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティングを下げたことで敬遠された。
ドラッグストアのウエルシアは薬剤師の中途採用を積極化したことで、採用コストが増え、前期の営業利益が計画未達となったことで売られた。
半導体製造装置には押し目買いが入った。アドバンテストは安いが、レーザーテックは野村証券が目標株価を引き上げたため、下げ幅を縮めた。東京エレクトロンは反落して始まったが、小幅高に持ち直した。
任天堂やキーエンス、信越化学、SMCが高く、日立金属(5486)はベインキャピタルなどの日米ファンド連合による買収価格への期待で上昇した。
業種別下落率上位は空運、繊維、銀行、電力ガス、医薬品で、上昇は海運、精密、その他製品、機械、ノンバンク。

関連記事